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パーソナリティ障害って何?その種類や対処法・向いている仕事などについて解説

更新日:2021年09月13日

パーソナリティ障害とは精神病の一種ですが、この障害がありながら社会で働いている人の中には、周囲の無理解や自分自身の生きづらさを感じている人も少なくありません。本記事ではパーソナリティ障害とは何かといったことやその種類と特徴、対処法や向いている仕事などについて詳しく解説していきます。

パーソナリティ障害とは

人間関係のトラブルの画像

パーソナリティ障害は青年期から成人早期の間に発症する精神疾患の一種で、頑固で柔軟性がなく、本人や周囲の人に苦痛をもたらす考え方や行動が長期にわたって続くという点が特徴です。

 

パーソナリティ障害があるということは、障害のある本人も周囲の人も気付きにくく、周囲の人に「扱いづらい人」や「変わった人」という印象を与えてしまうこともあります。

 

 

パーソナリティ障害の症状に当てはまっていても、本人が生きづらさを感じていない場合にはパーソナリティ障害と診断されることはありません。

 

時にはパーソナリティ障害のある本人ではなく、パーソナリティ障害のある人に関わる人が精神的に参ってしまい、精神科を受診するケースもあります。

 

パーソナリティ障害のある本人の悩みで一番多いのは、人間関係を上手く築くことが困難であるため、会社の中で孤立してしまい、仕事を上手くこなしていけないということです。このような悩みは自分のパーソナリティ障害の種類やその特徴、対処法や向いている仕事に就くことで軽減することも可能です。

パーソナリティ障害の原因

通勤の下見をしてみるの画像

パーソナリティ障害になってしまう原因は、大きく分けて3つあります。
ここではその3つの原因について解説していきます。

 

生まれつきの気質、遺伝的要因

生まれつきの気質に、すでにパーソナリティ障害の症状があらわれているという事があります。このような人は、幼少時から良好な人間関係を築くことが難しいことも少なくありません。

 

気質は、パーソナリティの基礎となるものであるため親から遺伝する可能性も否定できません。

 

遺伝とパーソナリティ障害の関係は未だ研究中であり、全てが明らかになっている訳ではないため、あくまで可能性の一部として考えるようにしましょう。

 

 

生育環境、家族との関わり方

生育環境や家族との関係は、パーソナリティに大きな影響を与えます。
家族、特に母親から適切な養育環境を与えられなかった場合などにパーソナリティ障害を発症してしまうことが考えられます。

母親の子どもに対する思いやりや、子どもの気持ちに寄り添って対処する能力が劣っている場合にも、パーソナリティ障害を発症しやすくなると言われています。

 

 

社会的要因(時代背景や社会の状況や価値観、社会生活における経験など)

人は成長するに従って社会に出て、さまざまなコミュニティに属しながら社会生活を送るようになります。

属するコミュニティの中で得たさまざまな経験を通して、パーソナリティが形成されていくのですが、その中でパーソナリティの偏りが起きてしまうこともあります。

コミュニティの中でパーソナリティの偏りを引き起こしてしまう原因の中には、虐待や犯罪被害、事故や病気、災害などの経験があります。

 

パーソナリティ障害を起こす原因の背景に発達障害を抱えているケースもあります。

このような場合には、他人と上手にコミュニケーションを取ることが出来ずに、良好な人間関係を築く事が難しいといった問題が起こることがあり、自分自身を否定的に捉えてしまうことも少なくありません。

 

自分自身を否定する経験は、パーソナリティの形成に大きな影響を及ぼす可能性があります。近年におけるSNSの発達などといった時代や社会の価値観の変化によって、それ以前には問題にならなかった事柄が問題視されるようになるといったこともあります。

 

 

パーソナリティ障害には種類がある

現在の研究では、パーソナリティ障害は3つのグループと10のタイプに分類されています。それぞれのパーソナリティ障害のタイプについて解説していきます。

A群

A群の共通した特徴には、独自の考え方や行動が伴うといったものがあります。
このA群のパーソナリティ障害は、3つのタイプに分けられます。

 

猜疑性(妄想性)パーソナリティ障害

他者に対する不信感や猜疑心が以上に高くなる

・周囲の人を信用することが出来ずに、自分は利用されているのではないかといった考えや、自分をだまそうとしているのではないかといった考えに支配される

・周囲の人から悪意や敵意を向けられているという考えにとらわれてしまう

 

 

シソイド(統合失調質)パーソナリティ障害

他者への関心が低く一人でいることを好み、周囲からの自分の評価を気にしない

・感情をあまり表に出さない

・周囲の人から冷淡な人物である、鈍感な人物であると見られることもあるが、内面には豊かな自分の世界を持っている

 

 

統合失調型パーソナリティ障害

・シゾイド(統合失調質)パーソナリティ障害と似ている傾向

・独り言や話の脱線、思い出し笑いをしてしまうなどがあり、周囲の人からも考え方や行動が特徴的であるという印象を持たれがち

・対人関係にも消極的なケースが多く、人前に出た時に無理をしてしまい、精神的に大きな負担を抱えてしまう

 

B群

B群に分類されるパーソナリティ障害のタイプは、感情的かつ衝動的であるため、周囲を巻き込みやすいという特徴があると言われています。

このB群のパーソナリティ障害には、4つのタイプがあります。

 

反社会性パーソナリティ障害

罪悪感を持たずに犯罪行為や暴力行為を行ってしまう傾向

・社会的なルールに無関心であったり、他人に対する共感性があまりなかったりする

・仕事や良好な人間関係の構築をスムーズに進めることが出来ない

 

 

境界性パーソナリティ障害

感情の波が激しく、自分で自分の感情を制御することが困難

・「見捨てられ不安」という、自分は相手に見捨てられるのではないかという大きな不安がある

・人間関係が不安定になったり、問題行動を引き起こしてしまったりする傾向があります。

 

 

演技性パーソナリティ障害

・常に注目されていたいという思いが非常に強い

・周囲や異性の注目を集める目的で嘘を吐き、騙したりしてしまう

・相手に合わせて外見を変えたり、流行に敏感に反応する

 

 

自己愛性パーソナリティ

「自分は特別な人間だ」と強く思い、非常に野心的であるため、自分以外の人間を劣った存在として扱ってしまう

・周囲の人々への共感性も非常に低くなりがち

・周囲からの高い評価や賞賛を強く求める傾向

・強い劣等感があるため、挫折に非常に弱い

 

 

C群

C群には3つのパーソナリティ障害がありますが、これらの共通した特徴として不安や恐怖心が非常に強いことが挙げられます。

 

回避性パーソナリティ障害

失敗や他者から否定されることを極度に恐れる

責任ある仕事を任せられても、目立つことや失敗することを恐れて辞退してしまうといったケースも見られます。

・積極的な社会参加を望まず、避ける

・深い人間関係を望んでいても、相手に拒絶される「恐怖」が足かせとなり良好な人間関係を築くのが難しく感じる

 

 

依存性パーソナリティ障害

物事の判断や決断を自分自身で行うことができず、常に近しい人に依存してしまう

 

依存のタイプには、2つあります。

自分で決断できず他人の判断に任せる「幼児型」

自分を犠牲にして依存の対象に尽くす「献身型」または「服従型」

このような依存性パーソナリティ障害のある人は、DVやアルコール依存症の人から被害を受けつらい思いをしていても、逃げられないといったケースが少なくありません。

 

 

強迫性パーソナリティ障害

自分の中に独自のルールを持ち、それに沿って物事に完璧を求める
自分が持つ独自ルールに合理性が無くても、そのルールを守ることに強いこだわりを持っています。

・他人に対しても厳しい態度をとるため、良好な人間関係を築くことが難しい

 

その他のパーソナリティ障害

受動攻撃性パーソナリティ障害

拒否の意思を表すのに非常にゆっくりと行動したり、頼まれごとを忘れてしまったりなどの遠回しな方法を利用するなどして意思表示する

この行動は意図して行われるものではありません。
怒りや拒否などの感情を直接ぶつけることはなく、攻撃性もないことが特徴です。

 

 

パーソナリティ障害は仕事にどのような影響を与えるのか

パーソナリティ障害のある人が仕事を行う場合、その人が持つパーソナリティ障害は仕事にどのような影響を与えるのでしょうか。
ここでは、群ごとのパーソナリティ障害が仕事に与える影響について解説していきます。

 

A群が仕事に与える影響

A群のパーソナリティ障害は他人への関心が薄く、また警戒心が強いという特徴があるため、周囲の人と信頼関係を築くことが困難です。
そのため周囲の人から「変わった人」と思われてしまい、チームの中で浮いた存在になってしまうことが考えられます。

 

 

B群が仕事に与える影響

B群のパーソナリティ障害の人には、感情の起伏が激しく不安定であるという特徴があります。
例えば言動が演技的であったり、衝動的であったり、移り気であったりなどの傾向があります。相手からのネガティブな言動に対して過剰に反応し、怒りを示してしまうなどの行動で周囲の人を驚かせてしまうことも考えられます。

 

B群の中でも境界性パーソナリティ障害がある人の場合、「見捨てられ不安」により過剰に仕事に打ち込みすぎてしまった結果、体調を崩してしまったり、仕事が手に負えないような状況に陥ってしまっても助けを求めることができずに自分ひとりで対処しようとしてしまうために、結果として周囲の人に迷惑をかけてしまったりすることが考えられます。

 

 

C群が仕事に与える影響

C群のパーソナリティ障害の特徴は、不安や恐怖心が強く内向的であるというものです。
目立つことや困難な状況を避けようとする傾向があるため、責任を伴う仕事や昇進を断ってしまうケースもあります。自分の中の独自ルールにこだわり過ぎるあまり、生産性や効率を悪化させてしまうことも考えられます。

 

C群の中でも依存性パーソナリティ障害のある人は、公私のバランスを取ることが苦手な傾向が強いため、仕事の範囲を超えて特定の人物に依存したり、依存対象の人が離れていくと精神的に不安定になったりしてしまいがちです。

 

 

受動攻撃性パーソナリティ障害が仕事に与える影響

受動攻撃性パーソナリティ障害の特徴は、「遠回しな拒否」です。
そのため、仕事を頼んだ時に直接拒否することはなく、嫌そうな態度を取ったり、非効率的に作業を行ったりといった受け身的な方法で拒否の意思を伝えようとしてしまいます。

周囲の人が受動攻撃性パーソナリティ障害のある人の気持ちを測りかねて困惑してしまうといった事が考えられます。

 

全てのパーソナリティ障害に共通する「二極思考」

パーソナリティ障害の全てに人に当てはまる思考は、二極思考です。
業務遂行のための十分な力量があるにもかかわらず、自己評価が非常に低いことが多くあります。

 

不安や苦痛などのストレスに弱いため、一時的なストレスの緩和を求めて自傷行為を行ってしまったり、衝動的な行動を取ってしまったりすることも少なくありません。

 

生活リズムや体調を崩しやすい、勤怠が安定しないといった特徴も多くのパーソナリティ障害のある人に見られる特徴です。

 

 

パーソナリティ障害にはどのような治療法があるのか

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パーソナリティ障害の治療には、大きく分けて2つの方法があります。
ここではその2つの方法について解説していきます。

 

精神療法

精神療法の中には、個人精神療法、集団精神療法、家族療法の3つの種類があります。
個人精神療法と集団精神療法では、パーソナリティ障害のある人の心理面に働きかけを行い、認知や思考、行動パターンの改善のための認知行動療法などが行われます。

 

パーソナリティ障害を引き起こす原因のひとつに、家族との関係があります。
そのため、家族療法を行うことで家族との関係を考え直し、問題を解決していくことでパーソナリティ障害の症状の改善を目指します。

 

 

薬物療法

パーソナリティ障害のある人は、イライラや憂鬱な気分を抱えているケースもあります。
このような不快な気分を、投薬により緩和することができます。

 

薬物療法はパーソナリティ障害自体に対しての治療ではなく、あくまで不快な気分に対する対処療法であるため、パーソナリティ障害による精神症状が出現している場合に用いられます。

 

 

パーソナリティ障害の対処法とは

パーソナリティ障害を抱えながら仕事を続けていくためには、次のような対処を行うことをお勧めします。

 

継続して治療を行う

パーソナリティ障害は放置しておくと症状が悪化したり、その他の精神症状が現れてしまうことも考えられます。周囲の人と良好な人間関係を築くことが出来ないためです。

周囲の人との関係が悪化してしまうと、パーソナリティの偏りがさらに激しくなったり、他のタイプのパーソナリティ障害を発症してしまうことも考えられます。

 

状態悪化を回避するためにも、パーソナリティ障害の治療は医師の許可が出るまで根気よく続けることが必要です。

 

 

会社側に事情を伝える

パーソナリティ障害があることを会社側に伝えることで、通院を考慮した勤務形態や適性に合った業務の割り振り、関係性の良い人を周囲に配置してもらうことが出来るなどの配慮を受けやすくなる可能性が高くなります

パーソナリティ障害を会社側に公表するかどうか悩んでいる人は、一度主治医に相談してみることをお勧めします。

 

 

十分な睡眠と健康的な食事を取り体調を整える

ストレスを溜めないために大切なことは十分な睡眠です。

健康的な食事を取り、健康的な生活をすることが可能になります。心身にストレスを溜めないよう生活を整えることもパーソナリティ障害の治療を行う上で非常に重要です。

 

 

相談できる人や機関を持っておく

パーソナリティ障害全般に言えることは、「対人関係が不安定になりやすい」ということです。
相談相手や相談できる機関を持っておくことが、心理的な安定感に繋がります。

 

 

パーソナリティ障害の人に向いている仕事とは?

3、全国で増える特例子会社で働く障害者の画像

パーソナリティ障害の人に向いている仕事とは、どのような仕事でしょうか。
ここでは、パーソナリティ障害のある人でもストレスが少なく続けやすい仕事の特徴について解説していきます。

 

 

人とかかわることなく行える仕事

パーソナリティ障害の特徴のひとつに、良好な人間関係を築くことが難しいことが挙げられます。そのため、あまり人と関わることなく行うことができる仕事が向いていると言えます。

 

 

場所や時間にとらわれることなく、マイペースに行うことができる仕事

感情の起伏や、体調が不安定になりやすいという特徴のあるパーソナリティ障害のある人は、マイペースに行うことができる仕事を選ぶとよいでしょう。
決まった期日までに仕上げれば良いという条件の仕事であれば、自分の体調やコンディションと相談しながら仕事の時間や場所を自由に選ぶことができます。
このような柔軟性の高い仕事を選ぶことで、ストレスを軽減することが可能です。

 

 

自分が好きなことや特技を活かす事が出来る仕事

パーソナリティ障害のある人は、一般的な人と比べて仕事にストレスを感じやすいといった特徴があります。
ストレスを軽減しつつ収入を得るために、自分の好きな事や特技を活かすことができる仕事を選ぶことも視野に入れておきましょう。

 

 

パーソナリティ障害のある人が相談することが出来る機関

パーソナリティ障害のある人が相談できる機関を紹介していきます。

 

社内の窓口

企業によっては産業医や、カウンセラーが常駐しているところもあります。
このような職業の人たちが窓口となって、社員の健康や精神状態の相談に乗ってくれる窓口に相談することで、パーソナリティ障害のある人が働きやすい状態に社内を改善したり、また専門の医師を紹介してもらったりすることが可能になります。

 

 

働く人の「こころの耳電話相談」

こころの耳電話相談とは、精神の不調に悩みながら働く人や手助けをする家族、職場のメンタルヘルス対策に取り組む人の支援や、役立つ情報の提供を目的に作られたポータルサイトです。

メンタルヘルスの不調を相談できるため、もちろんパーソナリティ障害のある人も利用することができ、プライバシーは厳守されます。
電話番号は0120-565-455となっています。

パーソナリティ障害がある人が転職する場合に相談できる機関

パーソナリティ障害のある人が転職を希望した際に、相談できる機関には以下のようなものがあります。

 

ハローワーク

障害や疾患のある人の就労を支援する「専門援助部門」という窓口があり、パーソナリティ障害のある人も利用することができます。

 

就労移行支援

障害や疾患がある人の一般企業への就労を支援してくれる制度で、この制度を利用するためには就労移行支援事業所に通う必要があります。
就労移行支援事業所では、求職から就職までの一連の過程をサポートしてくれます。

 

 

就労定着支援

就労移行支援を利用して就職した場合に受けられるのが、この就労定着支援です。

 

パーソナリティ障害のある人が長期にわたって仕事が出来るように、実際に働いてみて困りごとが出てきた場合には、スタッフが解決のための手助けをします。

 

まとめ

ここまで、パーソナリティ障害についての解説と、その対処法や治療法、向いている仕事などについて解説してきました。

パーソナリティ障害のあるほとんどの人に共通する特徴として、感情の起伏が激しく、また体調も安定しないという事が挙げられます。

 

 

仕事するにあたって不利になりがちな特徴を改善するためには、きちんとした治療と規則正しい生活が重要になります。

状況により会社側に自分のパーソナリティ障害を公表し、さまざまな配慮をしてもらうことで、長期にわたって安定して仕事を続けることが可能になります。

 

相談できる人や窓口を知っておくことで適切なアドバイスを受けることが出来るため、相談先の確保は必ず行っておきましょう。

 

atGPエージェント

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ライター:atGPLABO編集部(監修:戸田重央)

障害者専門の人材紹介として15年以上の経験とノウハウを活かし、障害者の雇用、就労をテーマとした情報発信活動を推進しています。 【監修者:戸田 重央プロフィール】 株式会社ゼネラルパートナーズ 障がい者総合研究所所長。 企業の障害者雇用コンサルタント業務に携わった後、2015年より聴覚障害専門の就労移行支援事業所「いそひと」を開所、初代施設長に。 2018年より障がい者総合研究所所長に就任。新しい障害者雇用・就労の在り方について実践的な研究や情報発信に努めている。 その知見が認められ、国会の参考人招致、新聞へのコメント、最近ではNHKでオリパラ調査で取材を受ける。 聴覚障害関連で雑誌への寄稿、講演会への登壇も多数。

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