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発達障害のある方でも向いている・できる仕事について解説!

更新日:2020年02月20日

誰でも就職するときにまず考えるのは、「自分にはどんな仕事が向いているのだろうか?」ということではないでしょうか。ただし、発達障害の多くの人は、自身の発達障害の特性により、「向いている仕事」「向かない仕事」というものが一般の人よりもはっきりと出やすいでしょう。もし、発達障害の特徴がマイナスに出てしまう、いわゆる「向いていない仕事」についてしまった場合、長期就労が難しいだけではなく、仕事が上手くいかない不安感やストレスから、うつ病などの二次障害を引き起こしてしまうことも考えられます。では、発達障害の人にはどのような仕事が向いているのでしょうか。発達障害と一口に言っても、その種類と特徴はさまざまです。ここでは発達障害の種類ごとに向いている仕事と、発達障害の人がその仕事に向いている理由などについて詳しく解説していきます。

 

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発達障害とは

「譲れない条件」と「譲歩出来る条件」を書き出してみようの画像

発達障害とは、生まれつき脳の発達が普通の人と異なるために、脳の働きに偏りが見られる状態のことを言います。

この発達障害により日常生活の中で、普通の人と同じように生活していくことが難しいこともありますが、その原因は決して親の育て方が悪かったり、心理的な病気が原因であったりするものではありません。

 

発達障害は大きく3つに分けられています。その3つとは、広汎性発達障害・自閉症・アスペルガー症候群が含まれる自閉スペクトラム、多動性・衝動性・不注意などが現れる注意欠如・多動性障害(ADHD)、知的な問題は全くないものの読み書きや計算などを行うことが非常に難しい学習障害(LD)です。

なお、当然ながらこの3区分で厳密に区分できるわけではなく、人によっては3区分の複数、あるいは全体にわたってその特性を抱える人もいます。

 

子どものうちにこのような発達障害の症状が見られる場合、適切な「療育」を行うことによって発達障害の症状をコントロールし、一般の人と同じように、または同じに近い生活を送ることができるようになることも不可能ではありません。

 

しかし、発達障害の症状が軽く親などが子どもの発達障害に気が付かなかったり、ただ「風変りな子ども」として捉えられていたりして療育が行われなかった場合、大人になってから、特に環境が大きく変わる就職を境にして発達障害の特徴により起こる「生きづらさ」を本人が感じるようになることがあります。

これを「大人の発達障害」と言います。この大人の発達障害は放置しておくと、社会生活を営む上で感じる「生きづらさ」から、うつ病などの二次障害を発症してしまう恐れがあります。

このような二次障害により、仕事を続けることが困難になってしまい、生活環境の質が徐々に低下し、結果的に経済状況が苦しい状態に陥ってしまうことがあります。

 

発達障害の特徴には、人とのコミュニケーションを上手にとることができない、自分の興味があることには極度に集中するが、それ以外のことに関しては集中力が続かない、衝動性があるなどといった特徴がありますが、このようなことは単純に短所と言い切ることはできません。

興味のある分野には異常なほど熱心に取り組んだり、衝動性は裏を返せば「行動力がある」と評価されたりもするため、発達障害の症状は一概に「害である」とは言えません。

 

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発達障害の方に向いている仕事はどのようなものがあるか

障害者採用での質問の傾向とそれに対する対策についてのタイトル画像発達障害の方に向いている仕事とはどのようなものでしょうか?

自身が抱える発達障害独自の特性により、仕事を上手くこなすことができないケースもありますが、一方でその発達障害特有の特徴を強みに替えることができる職業もあります。

ここでは、発達障害の種類ごとに向いている職業を紹介していきます。

なお、先述のように発達障害の3つの区分も厳密に区分できるわけではなく、人によっては3区分を複数、あるいは全体にわたってその特性を抱える人もいるため、大事なことは自身がどういった特性があり、どういうことで困ることが多く、どういうことが得意なのか(好きなのか)をよく理解したうえで職業適性を検討することだと思います。

あくまで参考程度にご覧ください。

 

・自閉スペクトラム

自閉スペクトラムの人には、デザイナー、エンジニア、エンジニアアナリスト、研究者、校正・校閲などの仕事が向いています。

 

自閉スペクトラムという発達障害の人は、人と上手に関わることが苦手です。その場の空気を読んだり、暗黙のルールを理解したり、言葉の裏を察したりすることが苦手であるため、職場などの人と上手に付き合うことができない可能性が高くなります。

また、特定の物事に強いこだわりをもつため、作業手順が変わることを極端に嫌ったり、興味が持てない分野の仕事に関しては著しく集中力を欠いたりする傾向がみられます。

 

しかし、「興味がある分野に関しては、粘り強くとことんまで追求する」という点は、仕事を行う上で、強みとなります。

そのため、一人で黙々と作業を行いその仕事内容に徹底してこだわることができるという点が、上記のような仕事を行う上で長所として捉えられます。

興味のある分野でこれらの仕事に就くことができた場合、大きなつまづきを感じずに済む場合もあるでしょう。

 

・注意欠如・多動症(ADHD)

注意欠如・多動症(ADHD)の人には、デザイナー、プランナー(広告やゲーム)といった業種の仕事が向いています。

 

注意欠如・多動症(ADHD)とは、目的のない動きをしてしまう「多動性・衝動性」と、「不注意」という特徴があります。

また、過度なおしゃべりや不用意な発言をしてしまいやすいといった特徴も兼ね備えていることが多々あります。

 

社会に出てからは、注意欠如・多動症(ADHD)の特徴である「不注意」により、注意力を持続させることが難しいため、ケアレスミスが多かったり、片付けが苦手だったり、忘れ物が多かったりといった特徴が出てきます。

社会に出ることで、いままで許されていたことの幅が狭くなり、本人が負う責任が大きくなるため、このような特徴により仕事などに支障をきたすケースが多く見られます。

そのような状態になってしまうと、成功体験を得ることができないため自己否定感が強くなり、うつ病や対人恐怖症などの二次障害を引き起こしてしまうことがあります。

 

しかし、このような注意欠如・多動症(ADHD)の特徴の中で、「一つのことに考えを集中させることができない」という点は、「アイデアが豊富で好奇心がある」とも捉えなおすことが可能です。また、衝動性により「考えずに行動してしまう」という点は「行動力がある」と言い換えることもできます。

そのため、行動力と発想力が求められる上記のような仕事が向いています。

 

・学習障害(LD)

学習障害(LD)の人は、コピー&ペーストを利用したデータ入力業務、Excelを用いた計算業務、広告業界などクリエイティブの業界の仕事が向いています。

 

学習障害(LD)とは、「読み書き能力」、「計算・推論能力」が極端に苦手である状態のことを言います。

ここで間違ってはいけないのは、学習障害(LD)は単に「国語や算数の勉強が苦手」という状態ではないということです。

近年でも学習障害(LD)に対する認知度はまだ低いため、周囲から仕事や勉強を怠けているから成果が出せないといった見方をされることも少なくありません。

 

学習障害(LD)のある方は能力の偏りに差があり、一概にどの職業が向いているとは言いにくいため、まずは自分の学習障害(LD)の特徴をしっかり把握することが重要です。

そのうえで読み書きや、計算など自分が苦手とする作業の基本的な部分を、アプリやツールを用いて補いながらできる仕事が向いています。

また、広告業界などクリエイティブな業界で学習障害(LD)の人が活躍しているケースも少なくありません。

これは、普通の人と異なる考え方や表現ができるためです。

 

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発達障害の人に向いていない仕事とは

障害者が就活を行う際のNGな自己PR方法の画像ここまで発達障害の人に向いている職業を紹介してきましたが、発達障害の特性ゆえに向いていない職業というものも存在します。

 

まず、自閉スペクトラムに人に関してですが、自分が興味を持てない事柄に関して集中力を持続させることが難しく、人とのコミュニケーションも苦手な傾向があるため、高いコミュニケーション能力を要求される仕事や、マルチタスク能力が必要な一般事務やテレフォンオペレーターのような仕事も向いていません。

同様に接客・販売業や営業といった職種も向いていないといえるでしょう。

 

注意欠如・多動症(ADHD)の人の場合、仕事をしていくうえでの一番の障害になる点は、「不注意」です。

そのためうっかりミスなどが人命に関わるような医師やパイロットなどの仕事は、注意欠如・多動症(ADHD)を持つ人には向いていないと言えるかもしれません。

また、営業や接客なども注意欠如・多動症(ADHD)を持つ人には、「不用意な発言をしてしまう」といった特性があり、相手を不愉快にさせてしまう可能性があるなら向いていないと言えるでしょう。

また、自閉スペクトラムと同様にマルチタスクが苦手なので、秘書や事務職といったマルチタスク能力を求められる職業も向いていません。

 

学習障害(LD)の人は、苦手なことが人により大きく違うため、一概にどのような職業が向いていないと言い切ることはできません。

しかし、学習障害(LD)の人は、全体像を読み取る力に長けているため、視覚的な仕事が向いている場合が多いです。それゆえ、逆に細かい情報を読み取る必要がある仕事を苦手とする人が多いようです。

発達障害の方に向いている仕事の探し方

発達障害の人に向いている職業、向いていない職業はここまで解説してきた通りです。このように発達障害の人に向いている職業に就くためには、まず自分の発達障害の傾向をしっかり把握することが重要です。

 

その上でハローワークや転職・就職サイトで仕事を探すこともできますが、それ以外にも障害者雇用専門の転職エージェントを利用して転職・就職先を探すこともできます。

この障害者雇用専門の転職エージェントは、転職を希望する障害者と、障害者雇用を希望する企業とのマッチングを行ってくれるエージェントです。

 

発達障害は、人により出来ることと出来ないことの違いが大きい点が特徴です。

そのため、転職エージェントのアドバイザーに自分が出来ることと出来ないことを伝え、出来ることを活かすことができる職種・企業を紹介してもらうことが、自分に合った就職・転職先を見つけるための近道となります。

発達障害の方が転職や就職を考える際には、この障害者雇用専門の転職エージェントの利用を検討してみましょう。
atGPエージェント

まとめ

ここまで、発達障害の特徴と発達障害の人に向いている仕事・向いていない仕事を解説してきました。

 

発達障害はいくつかの種類の発達障害の特徴が出ていたり、発達障害の強さの度合いが人により異なったりすることから、仕事を探す場合には自分に出来ること・出来ないことをしっかりと把握しておくことが重要です。

 

いまの仕事が合わないと感じていて、転職を考えている場合には転職エージェントの利用も視野に入れておくことをお勧めします。

転職エージェントを利用することで、自分が得意な事や出来ることを活かした職場を見つけることが容易になるでしょう。

 

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atGPLABO編集部(監修:戸田重央)

ライター:atGPLABO編集部(監修:戸田重央)

障害者専門の人材紹介として15年以上の経験とノウハウを活かし、障害者の雇用、就労をテーマとした情報発信活動を推進しています。 【監修者:戸田 重央プロフィール】 株式会社ゼネラルパートナーズ 障がい者総合研究所所長。 企業の障害者雇用コンサルタント業務に携わった後、2015年より聴覚障害専門の就労移行支援事業所「いそひと」を開所、初代施設長に。 2018年より障がい者総合研究所所長に就任。新しい障害者雇用・就労の在り方について実践的な研究や情報発信に努めている。 その知見が認められ、国会の参考人招致、新聞へのコメント、最近ではNHKでオリパラ調査で取材を受ける。 聴覚障害関連で雑誌への寄稿、講演会への登壇も多数。

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