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うつ病だと就職・転職できない?不利?成功するための正しい考え方と取り組み方

更新日:2022年03月31日

うつ病だと就職・転職できない?成功する正しい考え方・取り組み方

今うつ病で抱えながらも、就職や転職を考えることはいらっしゃるかと思います。しかしうつ病を患っていると、就職や転職を行うのは難しい、またはできないと不安を感じたりすることはありませんか?実際にはうつ病でも、正しい手順を踏めば、就職や転職を行うことは難しいことではありません。ここでは、うつ病を抱えている人が取るべき就職や転職の方法について、詳しく解説していきます。うつの方を採用した実績のある企業様も多数いらっしゃいますので、是非求人を見てみてくださいね。

うつ病の人が就職や転職を行うのは、本当に難しい事なのでしょうか?確かにうつ病という病気を持っているという点では、健康な人に比べてハンデがあるかもしれません。

 

しかし、就職または転職活動の方法を工夫することで就職や転職を乗り切れた人がいることもまた事実です。
そのように、うつ病を抱える人が就職や転職を成功させるための具体的な方法を解説していきます。

うつ病だと就職や転職は難しい?

うつ病を抱える人が就職や転職を成功させるのは、本当に難しいことだと思われる人も多いと思います。

 

しかし、自分が抱えるうつ病という病気に関しての正しい心構えと、それに合った就職や転職に関する取り組み方を行うことで、就職や転職を成功させることが可能になります。
ここからは、うつ病を抱える人が就職や転職を成功させるための正しい心構えと、取り組み方について解説していきます。

うつ病の人が就職や転職をするためにまず準備すること

うつ病と向き合う

うつ病を抱えた人が就職や転職を使用とする場合、まずしなければいけないことは、自分が抱えるうつ病という病ときちんと向き合うことです。

うつ病を「恥ずかしいこと・隠すべきこと」と考えず、自分のうつ病としっかりと向き合うことが大切になってきます。

 

専門家に相談する

就職や転職に関しても、うつ病を抱える人はまずカウンセラーや精神科医などの専門家に相談して就職・転職活動を行うようにしましょう。

 

履歴書を作る

就転職の許可を専門家から得てから、次のステップは履歴書の作成です。
履歴書は、多くの場合企業側との最初の接触の機会となることがほとんどです。
今までの職歴や自己PRなど、自分を就職または転職したいと思っている企業に売り込むために、また今までの自分を振り返るためにも記述する内容を入念に考えましょう。

 

業界研究をする

また、就職または転職したいと思う業界を、よく研究することも大切です。
その業界で、自分がどのように活躍できるか、またどのような働き方ができるかといった事柄を、きちんと調べておきましょう。
そのようなことを知らずに就職または転職してしまうと、職に就いてから仕事内容が思っていたものと違っていたり、働き方が自分に向いていかなかったりという問題が出てくることが考えられます。
そのような問題が出てくると、長期にわたって働き続けることが難しくなってしまうこともあります。
そのような事態を避けるためにも、希望する業界をよく調べておくことが大切です。

 

うつ病の再発リスクが低いと言われている仕事とは

うつ病が再発しにくい仕事には、いくつかの共通点があります。

 

・勤務時間が決まっている

・仕事の内容が決まっていてきちんとマニュアル化されている

・急に休まなければいけない事態が起こっても他の人に引き継ぐことができる

 

上記の三点を満たしている仕事です。

 

勤務時間が決まっている

勤務時間が決まっていれば、規則正しい生活を送ることができるため、再発のリスクを最小限に抑えることができます。

 

仕事がマニュアル化されている

また、仕事内容がマニュアル化されていれば、体調が悪くて判断力が鈍っているときでも仕事に影響が出づらいというメリットがあります。

 

急に休まなければならないときもほかの人に引き継ぐことができる

さらに、体調の悪化や急な通院の必要が出て仕事を休まざるを得なくなっても、他の人に仕事を引き継いでもらうことができるため、職場にあまり迷惑をかけることがありません。

 

 

うつ病の再発リスクが低い仕事

・勤務時間が決まっている

・仕事の内容が決まっていてきちんとマニュアル化されている

・急に休まなければいけない事態が起こっても他の人に引き継ぐことができる

 

上記の特徴を満たす仕事としては、

・物流関係での軽作業

・清掃業務

・事務の仕事

などが挙げられます。

 

また近年では、ネット環境が整いつつあるため、在宅で行うことができる仕事も増えてきています。

このような在宅ワークも、自分の体調やペースに合わせて作業を行うことができるので、うつ病が再発しにくい働き方の一つです。

 

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アルバイトで働くという選択肢

うつ病を抱える人がいきなり正社員として就職したり転職したりすることは、心理的にもハードルが高いと考える人がいるかもかもしれません。
そのような場合には、アルバイトとして働くことも視野に入れてみてはいかがでしょうか。

 

アルバイトでは、就職または転職とは言えないのではないかと考える人もいるでしょう。
しかし、アルバイトを募集している企業の中には、「正社員登用制度」を取り入れている企業も少なくありません。
そのような企業でアルバイトとして働き、自分に合った働き方ができる企業であれば、正社員として採用してもらえるようアルバイトとして経験を積むことも可能です。
また、たとえ正社員登用制度があったとしても、仕事内容や働き方が自分に向いていないと感じた場合には、正社員よりも退職しやすいというメリットがあります。

 

このような企業でアルバイトとして働くことは、企業側がアルバイトから正社員に登用すべきかどうかを見極めると同時に、自分の方からもその企業で働き続けることができるかを判断する良い方法であるといえます。

就活に向けて具体的に動き出そう

ここまで解説した手順で、就職や転職活動の準備を行ったら、いよいよ就活に向けて具体的に動き出しましょう。

 

履歴書や十分な業界・企業研究、自分に向いている職種などをしっかりと把握していれば、自ずと志望する企業が絞れて来るはずです。

 

しかし、まだうつ病の人が転職や就職を成功させるのは難しいと考える人もいるかもしれません。

 

転職や就職は、企業からの内定をもらえばそれで成功というわけではないからです。

正社員として正式に採用され、長期にわたり働き続けることができて初めて転職や就職が成功したと言えます。

 

次の章では、正社員としての長期就労を成功させるためのポイントについて解説していきます。

うつ病の人が転職や再就職を成功させるポイント

うつ病の人が転職や再就職を成功させるための重要なポイントは一つです。

 

就職活動をする際には、二つの手段があります。

・障害者求人に応募する

・うつ病であるということを公開せず就職活動する

 

障害者求人に応募する

障害者求人とは、企業や自治体などが障害者手帳を持つ人だけを対象に雇用する「障害者雇用枠」を作って障害者を雇用する制度のことです。
障害者求人を利用するためには、原則として障害者手帳を持っている必要があります。療育手帳や精神障害者保健福祉手帳を持っている人も障害者求人の対象となります。

 

うつ病を抱える人が障害者求人の制度を利用して転職または就職した場合には、その人が「うつ病である」ということを企業側が理解した上で採用してもらえるため、体調や働き方などへの配慮が受けやすくなるというメリットがあります。

 

しかし、通常の求人数に比べると障害者求人は職種の幅が広くないというデメリットもあるため、なかなか自分が思うような職種での採用に結びつかないということも考えられます。

 

うつ病を隠して就職活動する

第二の選択肢であるうつ病を隠して就職活動を行うという方法を取る人が出てくるのですが、この方法はお勧めできません。

 

うつ病を抱えていることを隠して就職した場合、急な体調の変化などにより休みを取る必要があっても、なかなか企業側や同僚の理解を得ることができない可能性があります。
最悪の場合には単に「欠勤が多い人」、「自己管理ができない人」といったレッテルを貼られてしまうことがあるからです。
そのような状態になってしまうと、職場に居づらくなり結果的に長期にわたって働き続けることが難しくなるケースが多いためです。

 

うつ病であることを隠して一般枠で採用される事を希望して就活をした場合、求人数は障害者採用より多くあるため、就職しやすいといったメリットがあります。
しかし、うつ病に対する配慮は一切受けることができないというデメリットがあることを覚えておきましょう。

 

障害者向けのエージェントサービスを利用する

うつ病を抱えた人が就職または転職をしようと思った場合には、障害者向けの就職・転職エージェントサービスを利用するという選択肢があります。

 

障害者向けの就職・転職エージェントの利用は、そのエージェントにインターネットなどで登録することから始まります。

 

障害者向け就職・転職エージェントの中でもお勧めなのは、atGPです。
atGPに登録すれば、障害者の就職・転職のプロからうつ病を抱えた人にマッチする求人を紹介してもらうことができます。

専任のキャリアアドバイザーがうつ病を抱える人の就職や転職活動をサポートしてくれるのですが、その内容はその人に合った求人情報の提供だけではありません。
応募に必要な書類の書き方や、面接の指導、給与などの企業側との条件の交渉に至るまで、就職・転職のどのプロセスにおいても手厚くサポートしてもらうことができます。

 

また、すぐに就職または転職することに不安を覚える人に対しては、就労移行支援事業所を利用することも検討されてみてはいかがでしょうか。

 

中でも、atGPジョブトレというサービスがお勧めです。atGPジョブトレとは、事業所に通所しながら就職や転職に必要なスキルを習得したり、体調管理を上手に行えるような自己管理の方法を身につけたりする就職支援サービスのことです。

atGPジョブトレの支援員は就職活動から入社後の定着まで、全てサポートしてくれる心強い存在です。

 

うつ病を抱えながらも就職や転職を希望している人は、障害者向けの就職エージェントサービスの利用を検討してみることも視野に入れておくことをお勧めします。

 

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まとめ

ここまで、うつ病を抱える人が就職や転職を行う場合の心構えや注意すべきポイントなどについて解説してきました。
うつ病を抱えた人が就職または転職を行う事は、決してむずかしい、できないことではありません。
自分の状態を知り、自分に合った心構えや準備、方法を取ることで就職または転職を成功させることができることがお分かりいただけたと思います。

 

しかし、ここで紹介したような就職または転職のためのプロセスを、うつ病を抱えた人が一人で行うのはなかなかに難しいものです。
このような場合には障害者のための就職・転職支援エージェントを上手に活用してサポートを受け、長く働き続けることができる自分に向いた企業への就職または転職を目指しましょう。

うつの方を採用した実績のある企業様も多数いらっしゃいますので、是非求人を見てみてくださいね。

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ライター:atGPLABO編集部(監修:戸田重央)

障害者専門の人材紹介として15年以上の経験とノウハウを活かし、障害者の雇用、就労をテーマとした情報発信活動を推進しています。 【監修者:戸田 重央プロフィール】 株式会社ゼネラルパートナーズ 障がい者総合研究所所長。 企業の障害者雇用コンサルタント業務に携わった後、2015年より聴覚障害専門の就労移行支援事業所「いそひと」を開所、初代施設長に。 2018年より障がい者総合研究所所長に就任。新しい障害者雇用・就労の在り方について実践的な研究や情報発信に努めている。 その知見が認められ、国会の参考人招致、新聞へのコメント、最近ではNHKでオリパラ調査で取材を受ける。 聴覚障害関連で雑誌への寄稿、講演会への登壇も多数。

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