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就労移行支援に通うのが辛い…そんな場合の対処法は?

更新日:2021年12月06日

障害のある方や難病のある方の中には、就労を希望する方々が多くいます。しかし、個人で仕事を探したり、仕事に就くために必要なスキルを身に付けることは非常に困難です。このような場合に利用したいのが就労移行支援という制度ですが、現在就労移行支援を利用している方の中には、就労移行支援へ通うことが苦痛になったり、困難になったりする方もいます。なぜ、このようなことが起こるのでしょうか。ここでは就労移行支援に通うことが辛くなってしまう理由や、その対処法などについて詳しく解説していきます。

就労移行支援とは

双極性障害に合った仕事、働き方とはの画像

就労移行支援とは、就労移行支援事業所において障害や難病のある方の一般の企業への就職をサポートしてくれる福祉サービスのことを言います。

 

就労移行支援事業所は、地方自治体により指定を受けて就労移行支援のサービスを提供しており、日本全国に3,300か所以上あります。

 

就労移行支援で受けることができるサービスは、就職する前は就職に必要なスキルの習得や必要書類の添削・模擬面接など就職活動を行う際のサポート、就職後には職場に長期定着するためのサポートをそれぞれ受けることができます。

 

就労移行支援についての詳しい内容は、関連記事をチェックしてみてください。

就労移行支援が「辛い」「行きたくない」と感じてしまう理由

在職中にうつ病を発症された方の画像

 

就労移行支援に通所しだしてから、通所することが辛いまたは行きたくないと感じてしまうこともあります。

その理由には、以下のようなものがあります。

 

自分の症状に合った事業所に通えていない

就労移行支援に通うのが辛いと感じる理由のひとつに、自分の症状に合った就労移行支援事業所に通えていないというものがあります。

 

例えば、体力的に不安があるにもかかわらず自宅から遠い就労移行支援事業所に通所していたり、人がたくさん集まる場所では緊張してしまうという症状があるのに、利用者が多い就労移行支援事業所を選んでいたりといったようなケースです。

 

そのような場合には、自分の障害や難病の特性をしっかりと把握しなおしてから、自分の障害や難病の特性でも無理なく通うことができる就労移行支援事業所を探すとよいでしょう。

 

自分のニーズに合ったプログラムがない

自分がどのように働きたいか、またはどのような働き方であれば無理なく働き続けることができるのかという点をはっきりさせないまま就労移行支援事業所を決めてしまう場合に起こることがあります。

 

通い始めてから自分が「このように働きたい」という理想が固まってきた場合に、現在通所している就労移行支援事業所と自分のニーズにミスマッチが生じてしまいます。

 

通所する就労移行支援事業所を決める前に、自分が理想とする働き方を明確にしておき、その理想にマッチしたスキルを身に付けることができる就労移行支援事業所を選ぶようにしましょう。

 

通所中にミスマッチを感じ始めた場合には、通所先の就労移支援事業所を変えるということも視野に入れておきましょう。

 

 

スタッフとうまくコミュニケーションが取れない

就労移行支援事業所への通所が辛く感じてしまう理由としては、就労移行支援事業所のスタッフと上手くコミュニケーションが取れていない可能性があります。

 

スタッフにはさまざまな人がいるため、中には相性が合わない相手もいるかもしれません。また、就労移行支援事業所の雰囲気自体が自分に合っていないと感じる人もいます。

 

このような理由で就労移行支援事業所に通所することが辛くなった場合には、事業所を変えることを選択肢のひとつにしておきましょう。

 

就労移行支援を選ぶ際のポイント

通所する就労移行支援事業所を選ぶ際には、いくつかのポイントがあります。ここでは、そのポイントについて解説していきます。

 

まずは自分の障害や症状を理解する

就労移行支援事業所への通所を開始する前に、自分の障害や病気の特性をきちんと把握し、受け入れることが重要で、これを「障害受容」といいます。

 

この障害受容は、企業側が採用を検討する方に求めることでもあるため、非常に重要です。

 

一般の企業で長期間定着して働くためには、自分の障害の特性を十分に把握し、調子が悪くなった時などの対処法についても知っておく必要があります。

 

この障害受容がきちんとできていない場合には、自分で自分自身の障害や難病の特性によるトラブルが起った際にうまく対処できないケースがあります。

 

そのため、自分の特性をしっかりと把握してからその特性に合った就労移行支援事業所へ通所することで、通所が辛くなるということが起こりにくくなります。

 

どのように働きたいか、どんな仕事がしたいかを考える

就労移行支援事業所により、身に付けることができるスキルは異なります。

 

そのため、自分がどのように働きたいか、どんな仕事に就きたいかというイメージを具体的にしてから、通所する就労移行支援事業所を決めるようにしましょう。

 

自分が希望する仕事に就くためのスキルを身に付けることができる就労移行支援事業所への通所であれば、やりがいを感じることができ通所に辛さを感じることも少なくなります。

 

 

自分の障害や症状に合ったコースがある事業所を選ぶ

いくら自分がしたい仕事があったとしても、自分の障害や難病の症状ではその仕事に就くことが難しいケースも考えられます。

 

そのような場合には、「何がしたいか」よりもまず「何ができるか」ということに目を向けてみることも大切です。

 

自分の障害や特性をしっかりと把握して、働くことができる仕事に就くためのコースやカリキュラムが準備されている就労移行支援事業所を選ぶとよいでしょう。

 

 

自分が欲しいスキルが得られるかを調べる

就労移行支援事業所にはさまざまな種類があり、事業所ごとにスキルを得るためのカリキュラムやコースも異なります。

 

ビジネスマナーのレクチャーや就職支援のための必要書類の添削、模擬面接等はほとんどの就労移行支援事業所で行われていますが、身に付けることができる専門的なスキルに関しては、事業所ごとに異なる点に注意しましょう。

 

就労移行支援事業所を選ぶ際には、自分が欲しいスキルを身に付けることができる事業所を選ぶようにしましょう。

 

無料見学や相談を通じてスタッフとのコミュニケーションに問題が無いか調べる

 

就労移行支援事業所に通所するのが辛いと感じた場合にまず相談相手になってもらうのが、その事業所のスタッフです。

そのため、通所する就労移行支援事業所を決める前に目星を付けた事業所に相談に行ったり、無料見学に行ったりして、スタッフとのコミュニケーションに問題が無いか調べておきましょう。

 

 

就職実績がある事業所であるかを調べる

就労移行支援事業所の中には、あまりクオリティーが高くない事業所もあります。

 

カリキュラムやコースが充実しているように見えても、就職成功率や職場定着率が低い事業所は、避けたほうが良いでしょう。

 

クオリティーが高い就労移行支援事業所を選ぶためには、職場定着率や就職定着率を公表していて、なおかつそれらが高い事業所を選ぶことが大切です。

 

atGP(アットジーピー)の就労移行支援ジョブトレなら

atGPの就労移行支援サービスであるジョブトレは、うつ病コース、発達障害コース、統合失調症コース、聴覚障害コース、難病コースの5つのコースの中から自分の障害や難病に合ったコースを選んで適切な支援を受けながら、一般企業への就職を目指すことができます。

 

利用者の満足度は92%、就職後の定着率は91%と、利用者の評判も実績も高い事業所です。

 

自分の障害に合ったサポートを受けながら事務職を目指すことができ、就職活動だけではなく就職後の職場定着のためのサポートも行ってくれます。

 

このように、障害や難病の特性に合った方法でトレーニングを行い、高い職場定着率を誇っているのが、atGPの運営する就労継続支援事業、「atGPジョブトレ」です。

 

就労移行支援事業に通所しようと考えている方に向けて、資料の配布や、無料の相談会や見学会を実施しています。お気軽にお問い合わせください

まとめ

ここまで、就労移行支援事業へ行くのが辛くなる原因やその対処法、辛くならないための就労移行支援事業所の選び方などについて解説してきました。

 

原因のメインとなるのは、自分の障害や難病の特性について自分自身でしっかり把握できていないということも理由の一つであることがお分かりいただけたと思います。

 

自分の障害や難病の特性を理解し、障害や難病があることで生じる体調の悪さや不便さへの対処法を知ることで、就労移行支援事業所への通所の辛さを軽減することができるでしょう。

 

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ライター:atGPLABO編集部(監修:戸田重央)

障害者専門の人材紹介として15年以上の経験とノウハウを活かし、障害者の雇用、就労をテーマとした情報発信活動を推進しています。 【監修者:戸田 重央プロフィール】 株式会社ゼネラルパートナーズ 障がい者総合研究所所長。 企業の障害者雇用コンサルタント業務に携わった後、2015年より聴覚障害専門の就労移行支援事業所「いそひと」を開所、初代施設長に。 2018年より障がい者総合研究所所長に就任。新しい障害者雇用・就労の在り方について実践的な研究や情報発信に努めている。 その知見が認められ、国会の参考人招致、新聞へのコメント、最近ではNHKでオリパラ調査で取材を受ける。 聴覚障害関連で雑誌への寄稿、講演会への登壇も多数。

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