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喘息ってどんな病気?喘息でもできる仕事とは?

更新日:2021年04月02日

喘息はとても身近にある病気で、子どものころに喘息持ちだったという方は珍しくありません。最近の日本では、10人に1人以上が小児喘息に罹っているというデータもあります。その後、大人になるにつれて自然と治ったという方も多いかと思いますが、そのまま、喘息を持ち続ける方や、大人になってから喘息になるという方も実は少なくありません。喘息になると、気管支が炎症を起こし、呼吸困難などの症状が起きるため、運動ができなかったり、重症の場合、日常生活にも支障をきたしたり、最悪の場合、死に至るケースもある病気です。この成人でも1割近くの人が発症する喘息、成人になってからの発症の方が、自然治癒率は低いとも言われています。今回は、主に成人喘息とはどのような病気なのか、その原因や対処法、そして喘息がある場合、仕事をすることが可能なのか、その場合、喘息と向き合いながらできる仕事にはどんなものがあるのかなどについて詳しく解説をしていきます。

喘息とは

喘息という疾患は一般的には気管支喘息のことを指しており、厚生労働省の「e-ヘルスネット」では、「慢性的な気管支の炎症によって気道が過敏な状態になり、気道自体が狭くなるため発作的な喘鳴(ぜんめい)や咳、呼吸困難などの症状を起こすこと。」と定義づけられています。

喘鳴とは、喘息患者などに見られるゼーゼー、ヒューヒューといった呼吸音のことです。

喘息は原因となるアレルゲンが特定できるものをアトピー型喘息といい、それ以外の喘息を非アトピー型喘息と呼んでいます。

 

非アトピー型喘息であってもアレルゲンが不明なだけで実際はアトピー型かもしれないのです。

 

15歳までに罹るものを小児喘息といい、15歳以上の年齢になって罹るものを成人喘息と呼びます。小児喘息ではアトピー型喘息が多く、成人喘息では非アトピー型喘息が多い傾向にあります。

 

喘息は子どもの病気というイメージがありますが、資料により多少の違いはあるものの、小児喘息の罹患率は10%強、成人喘息の罹患率は10%弱ほどと言われています。成人になってから喘息になるケースも少ない数値とは言えず、またそのピークは40~60代にあり、急にある時、中高年者が発症するということもあり得る病気なのです。

 

喘息と呼ばれるものには、非アトピー型の気管支喘息の一種であるアスピリン喘息と呼ばれる薬剤の影響で起こる喘息や、喘息ではあるものの、咳以外の症状が出ないため、気管支喘息とは区別される咳喘息というものも存在しています。

 

 

喘息の主な症状

気管支喘息

気管支喘息では、気管支が炎症を起こすことで気道が狭くなり、呼吸がしにくくなる呼吸困難が見られます。呼吸時に息苦しさや呼吸器が重いような感覚を持ちます。

 

気管周辺からの分泌物の量が増加し、痰が絡みやすくなり、呼吸が荒くなったり、咳、くしゃみをしたときに痰が多く混じります。重症化すると、体内に取り込める酸素量が低下しチアノーゼが現れたり、意識を失うこともあります。

 

気管支など呼吸器系の疾患でよく見られる喘鳴も喘息の特徴的な症状です。これは呼吸時にゼーゼー、ヒューヒューといった通常時の呼吸では出ない異音がするものです。

 

喘息ではこのような呼吸困難や喘鳴といった症状が数時間おき、または数日おきなど発作的に起き、激しい運動をすると症状が悪化するケースがよく見られます。

 

咳喘息

一般的に喘息と認識されている気管支喘息とは別に、咳喘息という喘息があります。咳喘息では、長期に渡り(診断基準では8週以上)咳が続き、気管支ぜんそくで見られる呼吸困難や喘鳴は見られません。

 

気管支喘息とは症状が違うだけで本質的に同じ病気ですので、因子を過剰に受けると発作的に激しい咳を伴うこともあります。ずっと咳が続くため、飲食がしづらい、眠れない、作業などに集中できないなど日常生活に支障をきたします。咳喘息から気管支喘息に移行する例も少なくありません。

 

喘息の原因

アレルゲンとなるもの

アトピー型喘息の場合、その原因となるのはアレルゲンと呼ばれるアレルギー反応を引き起こす様々な物質があり、それらのアレルゲンとなる物質は人により様々です。

アレルギー反応のメカニズムは体内の免疫機能の過剰な反応と言われています。通常、体に害があるウィルスや病原菌などだけを攻撃するのが免疫の役割ですが、遺伝的に免疫が過剰に反応しやすい体質だったり、普段は体に害があると認識されないものも、過剰に体内に取り込むことによってある日突然、アレルゲンになることもあります。

 

以下、主なアレルゲン物質を挙げていきます。

 

花粉

アトピー型喘息以外にも花粉症と呼ばれるアレルギー性鼻炎などの原因としても知られるアレルゲン。アレルゲンとなる花粉は人によってさまざまですが、日本では主に、スギ、ヒノキ、シラカバ(シラカンバ)やハンノキなどのカバノキ、イネ、ブタクサ、ヨモギ、カナムグラなどが知られています。これらの花粉の飛散する時期に喘息が悪化しますが、複数種の花粉をアレルゲンとして持っている人も少なくありません。

 

ハウスダスト

個人宅、会社の建物などの室内に生じる埃(ほこり)のこと。埃の成分はその室内にある物などによって変わるため、自宅では症状が出ないが、会社や仕事現場、訪問先などでは症状が出るということもあります。

 

ハウスダストの大部分は衣服や布団類の細かい繊維やダニの死骸や糞、細菌、人間やペットの毛やフケ、室内に入り込んだ花粉、土や砂の粒子などで構成されています。

 

人の出入りや動きが多いとハウスダストは室内で舞い、ダニ、カビ、犬・猫の毛やフケなど多くの人にとってアレルゲンである物質が混じっているため、結果的に外でアレルゲンを吸い込むよりも凝縮されたものを吸い込んでしまうのです。

 

カビ・細菌

カビや細菌などは実際は屋内外どこにでも発生し、胞子や菌その物が舞っていると言っても過言ではありません。特に屋内は屋外より通気が悪いため、湿度が高くなり繁殖しやすいのはよく知られていることです。

浴室、キッチン、結露しやすい玄関や窓、エアコンなどカビが発生しやすい場所も注意が必要ですが、繁殖したカビの胞子は人の動きやエアコンの風などによって室内に拡散されハウスダストにも混ざります。また細菌(ウイルス)に感染することにより気道の炎症を引き起こし喘息を悪化させることになります。

 

食物

食物アレルギーは皮膚、結膜、鼻粘膜同様に気管支に炎症を起こします。腸から吸収されたアレルゲンが血液を通して気管支に到達し、喘息の症状を起こすのです。子どものころは卵や牛乳、小麦、大豆などが多く、成人になるとエビやカニなどの甲殻類、魚類、貝類、果物が多くなります。

 

アレルゲン以外

非アトピー型喘息ではアレルゲン以外の因子が原因となります。因子には物質的な因子と非物質的な因子があります。

 

物質ではタバコの煙、薬、空気中の物質などがあり、非物質的な因子としてはストレス、過労、運動、天気などがあります。

 

薬が原因となるアスピリン喘息は名称のとおり、アスピリンなどの解熱・鎮痛剤を使うことで発症する喘息です。アスピリンなどの非ステロイド性抗炎症薬を投与することによって一部の喘息を引き起こす細胞を活性化させることになるためです。

 

ストレスや過労のような非物質的な因子も成人喘息では多く、注意しなければなりません。

 

職場で喘息が悪化する理由

自宅や職場以外では喘息発作が起きない、軽減される場合、職場環境に何らかの原因があると考えるのが普通です。

 

自分の喘息がアトピー型か非アトピー型か診断されていれば、アトピー型ならアレルゲンが職場にある、持ち込まれていると考えるべきでしょう。自然が豊かだったり、近くに公園など草木が生えている場所があるなら花粉もあり得ます。

 

職場の掃除が行き届いておらず埃が多いならハウスダスト、動物アレルギーなら同僚の誰かがペットの毛が着いた服を着ているなども考えられます。非アトピー型なら過労やストレスが疑われます。過労やストレスがあると免疫力が下がるなど喘息因子に晒されやすくなるためです。

 

 

喘息の治療法

喘息の治療は軽度から中度では主に吸入薬や内服薬、注射が使用されます。基本的には気管支の炎症を抑えて呼吸困難や喘鳴などを防ぐことを目的とします。

用いられる薬も症状を抑制するためのコントローラー(長期管理薬)と、発作を治めるためのリリーバー(発作治療薬)の2種類があります。

 

主にステロイド、軽重に応じてβ(ベータ)2刺激薬(気管支を拡張する薬)を混合したものを使います。コントローラーは定期的に使用するもので、吸入、貼付、服用で投与し、リリーバーは発作時に錠剤や静脈注射で投与します。

 

喘息を悪化させやすい環境とは

粉塵が舞うような工場

工場や作業場など、粉塵が出るような職場である場合、そこで扱われる物が直接のアレルゲンでないとしても、喘息を持っている人はそれらの粉塵によって発作を起こしたり、悪化させたりする要因になるので避けるほうがよいでしょう。

 

粉塵には木材を切ったり、加工するような工場での木くず、同様にプラスチックや樹脂を切ったり加工する際の粉塵、食品工場では小麦などの粉末などが考えられます。そもそも特定の食品に対してアレルギーがある人はそれらの食品加工には携わらないように注意しましょう。

 

これら以外にもこのように細かい粉塵が舞うような環境は総じて喘息によくありません。

 

織物業や衣服を扱う店

織物業ではハウスダストでも問題となる細かい繊維くずが大量に出ます。ハウスダスト同様、暗い室内では見えにくいですが、このような織物、繊維を扱う工場や衣服、寝具などを扱う店では大量の埃が発生している可能性があります。喘息を持っている人はなるべく避けるほうがよいでしょう。

 

 

香料などを扱う場所

多くの人がいい匂いと感じる香料にアレルギーを持つ人も一定数存在します。すれ違った人の香水のにおいや、洗濯ものの柔軟剤などのにおいに過敏に反応する人もいます。実際はそれらの材料である化学物質へのアレルギーのようです。

 

そのような人は洗剤、シャンプー、化粧品、お香、入浴剤などの加工現場や製品を扱う店で働くのはまず、匂いが強い時点で難しいでしょう。それ以外にもゴム、食品添加物、ホルムアルデヒドなどを扱う職場も注意する必要があります。

 

 

大気汚染物質を吸いやすい路上

室内の埃が原因の喘息の場合、屋外で働くような仕事の方がよいのかというと、屋外でも場所によっては喘息を悪化させる大気汚染物質が舞っていることがあります。

 

代表的なものとしては有名なPM2.5(微小粒子状物質)があります。PM2.5には呼吸器に悪影響を与える硫黄酸化物、窒素酸化物などが含まれています。簡単に言い換えれば、自動車などの排気ガスや工場などから排出される煙などです。

 

PM2.5の多くは中国大陸から風で運ばれていると言われています。また、同様に中国大陸から偏西風に乗って日本に運ばれる黄砂も喘息の原因となることが知られています。

 

喘息がある場合は、車の往来が多いような国道や排煙の多い工場地帯、土砂の埃が舞う工事現場なども避ける方が無難です。またPM2.5や黄砂は春に多いので季節を気にする必要があります。

 

 

喘息を誘発するような環境

その業種や工場で扱う材料や製品が喘息を悪化させるような、または個々にとってアレルゲンとなる物質を扱う場合、喘息のある人にとって適した職場とは言えません。しかし、そのような物質を扱っていなくても喘息によくない環境はあり得ます。

 

建物が古く、換気がよくない、湿度が高くカビや埃が多いなどは喘息の原因となりうる環境です。建物が新しくきれいでも、人の出入りが多ければ、それだけ埃や花粉なども持ち込まれやすく、それらが空気中で拡散されやすくなります。

 

職場自体には問題がなくても症状が出る場合は近隣の環境に原因があるかもしれませんので注意しましょう。

 

喘息を誘発する因子が物質だけでなく、過労やストレスもあることも考えると、仕事量が多い、残業が多い、過度の緊張を伴う、人間関係が煩雑な仕事も喘息を悪化させることに留意しましょう。

 

 

喘息でも働ける仕事

デスクワークなどの内勤

喘息を持っている人に適している仕事としては、まず事務職などのデスクワークがあります。ただし、大前提としてオフィスの室内が清掃や衛生管理、換気システムなどが万全に整えられていることがあります。

 

デスクワークであれば基本はデスクの前に座って仕事をすることが多いので、自分自身の移動も他の社員の移動も多くない点で室内の空気に埃が舞うことが比較的少なくなります。デスクワークでなくても、室内の清掃や換気が行き届いているのであれば、あまり体力を使わないという面でも内勤の仕事の方がよいでしょう。

 

 

アレルギー物質を避けられる環境

喘息があるとしてもそれぞれに適性、専門性、経験などがあるため、すべての人がデスクワークをするわけにはいきません。喘息がありながらデスクワークや内勤以外の仕事をする場合は、喘息によくない環境や、アレルギー物質を極力避けることができる仕事、職場を選ぶ必要があります。

 

就職、転職する前に必ずその職場の環境や取り扱う材料や製品などは事前に調べておく必要がありますし、そのような自分の体質に合わない環境やアレルギー物質がある部署や部門などに行かなくてよい職務や配属部署などがあれば、会社に配慮してもらえるように相談してみるほうがよいでしょう。

 

気象の変化に影響されない在宅ワーク

前述したように、喘息の発作は天気や季節にも大きく影響されます。冬の気温が低い朝などに外気を吸い込んだり、運動をすると喘息が悪化したり、発作が起きる方も多いのです。

 

喘息が起きやすい冬は特に注意すべきです。発作が起きやすい天気としては雨、曇り、高湿度、風が強い日などが挙げられます。晴れか雨ぐらいであれば天気予報でわかりますが、それでも天候が不順なら仕事に行かないというわけにもいかず、風が強いとか、湿度が高いとか細かい天候の変化は局地的にあったり、急に変化することもあるので、それらを気にしていては仕事どころか、通勤もできなくなってしまいます。そういう意味では環境が安定した自宅で働くというのも一つのよい選択肢と言えます。

 

在宅ワークには大きくは雇用先で在宅勤務がある場合と自分でパソコンなどでできる仕事を請け負う自営的なものの二種類があります。またパソコンなどの通信機器が苦手という場合はシール貼り、ちょっとした製品の加工などを行なう内職の仕事もあります。

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喘息の発作をおこしにくくするには

風邪を引かない

風邪は万病のもと言いますが、喘息においても風邪は大敵です。風邪は咳が出るなど、その症状が気管支にも影響を与えるため普段から気管支が炎症を起こしている、または起こしやすい喘息持ちには危険な病気なのです。

冬場は寒さ、乾燥から風邪をひきやすくなりますので、注意が必要です。インフルエンザやコロナウイルスなどの感染症も同様に気を付ける必要があります。

 

高熱が出ると体力を消耗することもあり、余計、発作がでやすくもなります。

 

喘息がある場合は基本的には体調を良好に保つことで発作を最低限に抑えることができるので、普段から無理をせず感染症対策として、うがい手洗い、体を冷やさないなどの健康管理に気を使いたいところです。

 

アレルギー物質を避ける

喘息やアトピー性疾患では、病院で必ずどのような物質についてアレルギーがあるかのアレルゲンテストをします。アレルゲンが明確である場合は、当然ながらアレルギー物質を極力避ける努力が必要です。

 

自宅であればどのようなアレルギー物質も避ける努力はできますが、外ではいつどこでアレルギー物質を吸入するか予測が困難なことが多いのです。アレルギー物質を吸入することを予防する手段はありますので、それぞれのアレルゲンにあった予防対策をとるようにしましょう。PM2.5、黄砂、花粉、動物の毛、粉塵など大気中の物質の多くはマスクをすることで防ぐことができます。触るなど経皮で起こるアレルギーなら手袋、長袖のシャツなど肌を露出しない服装が大事です。

 

食物の場合、外食をしないのが一番安全ですが、100%外食をしないのは生活の質という面でも、お付き合いの面でも困難ですので、食事をする前に必ず店の人にアレルギー物質について確認する癖をつけるのがよいでしょう。

 

過度な運動や過換気を避ける

喘息の場合、過度な運動、過換気のような呼吸の乱れは気管支の炎症を悪化させます。

 

運動や過換気などで呼吸が困難になったらすぐに休んで呼吸を落ち着けてください。そのまま運動を続けたり、過換気の状態が続くと酸欠になり危険です。呼吸が苦しくなってきたときは無理せずにすぐに休むようにしてください。

 

気象の変化に対応する

天気、特に寒さ、雨、風、湿度は喘息に大きく影響します。常に天気予報などには気を配る必要がありますが、常に対応しようと思うと傘などの余計な荷物が増えたり、服装が厚くなりすぎたり、重くなるなど不自由なこともあります。

 

それ以前に喘息の発作を予防することは大事ですので、体調と天気予報次第では仕事でもない限り無理して外出しないというのも賢い選択かもしれません。

 

服薬に注意する

前述しましたとおり、喘息にはアスピリン喘息というものもあります。成人の喘息でよく見られるもので、風邪の症状や頭痛、生理痛などでよく使う解熱鎮痛剤の成分が気管支の炎症を引き起こします。

自分ではわかっているので服薬が必要な時はこれらの成分が入った薬は避けることができますが、出先や会社などで他者から仕方がなく薬をもらう場合や、傷病で救急搬送されて投薬される場合など注が必要です。

 

ストレスや過労を避ける

ストレスや過労は喘息を悪化させる要因であることは研究で実証されています。ストレスは社会生活をする中で起こる様々なライフイベント(出産,結婚,離婚,転居,就職,離職、進学,近親者の傷病や死別など)や日常生活のストレス(家庭,仕事,学校、職場での対人関係.過度な職務上の負担など)の他、感情を抑圧すること、期待に応えようとつい頑張ってしまうなどにより喘息、その他のアレルギー疾患を誘因してしまうものです。

 

生活にもよりますが、ストレスや疲労をためないような働き方、または自分自身の考え方を柔軟にすることでストレスを軽減し、過労しないような働き方、喘息に適した仕事を探すことができます。

 

 

大気汚染物質を避ける

吸入すると体に悪影響を及ぼす粒子を含むPM2.5や黄砂などは喘息のある人も避けるべき存在です。花粉にアレルギーがないようなら、工業地帯他や車の多い国道などを避け、空気がきれいな場所に住むのがよいでしょう。PM2.5の平均濃度が高いエリアはある程度限定されるので、インターネット等で調べてみてもよいでしょう。

 

まとめ

喘息はアレルギー物質が原因となるアトピー型とそれ以外の大気汚染物質や天気、タバコ、ストレスや過労などが原因となる非アトピー型に分けられます。

気管支に悪影響を与えるような物質やストレス、運動のし過ぎなどは喘息にとってよくありません。しっかりと自分のアレルギーの原因を把握し、喘息の発作を予防していくことがうまく喘息と向き合っていくためには必要な努力です。

 

喘息がありながら多くの人が働いているのも事実です。喘息でも働けるのは確かです。しかし、喘息がありながら働く場合、職場の環境や仕事内容自体が喘息に適切かということを考慮して仕事を選ばないと、せっかく就職、転職できても喘息の症状が悪化するような職場では長続きはしません。

 

自分の喘息を悪化させる因子を理解し、それに合った仕事、そして働き方をすることが大切なす。

 

atGPエージェント

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ライター:atGPLABO編集部(監修:戸田重央)

障害者専門の人材紹介として15年以上の経験とノウハウを活かし、障害者の雇用、就労をテーマとした情報発信活動を推進しています。 【監修者:戸田 重央プロフィール】 株式会社ゼネラルパートナーズ 障がい者総合研究所所長。 企業の障害者雇用コンサルタント業務に携わった後、2015年より聴覚障害専門の就労移行支援事業所「いそひと」を開所、初代施設長に。 2018年より障がい者総合研究所所長に就任。新しい障害者雇用・就労の在り方について実践的な研究や情報発信に努めている。 その知見が認められ、国会の参考人招致、新聞へのコメント、最近ではNHKでオリパラ調査で取材を受ける。 聴覚障害関連で雑誌への寄稿、講演会への登壇も多数。

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