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ハローワーク以外に企業との接点を持つには面接会の利用がオススメ!

更新日:2019年02月13日

この記事を読んでいる障害を持った皆さんが就職先を見つけたいと思う場合に、一番に思いつくのはハローワークに行くことでしょう。しかし、ハローワーク以外にも障害者雇用を希望する会社とコンタクトをとることができる場もあります。それは民間の就職支援会社などが主催する障害者向け合同面接会というものです。ここでは、その障害者向け合同面接会について説明していきます。

障害者向け合同面接会とは

障害者向け合同面接会とは、民間企業や就職支援会社などが主催する、障害者の雇用を希望する企業と、就職を希望する障害者のいわゆる「お見合いイベント」です。

 

ハローワークが雇用を希望する企業を一社ずつ紹介してくれるのに対して、障害者雇用面接会では、一つの会場に数十社から多い場合には100社以上の企業が面接ブースを出すため、求職者は効率よく就職を希望する企業と面接を行うことが可能です。

 

障害者向け合同面接会には、一般の企業説明会と同様のメリットや参加に際して注意すべき点、などがあります。また、それ以外に障害者向け合同面接会ならではの特徴があります。

次の章からはこれらの内容について解説していきます。

障害者向け合同面接会にはどのような種類のものがあるのか

民間の団体が主催する障害者向け合同面接会にはいくつかの種類があります。

 

その種類の例としてはある特定の会社のグループ企業のみが参加しているものや、特定の支援機関に所属している人のみが参加できるもの、事前に予約が必要なものなどがあります。

 

このような障害者向け合同面接会の情報は新聞広告やインターネットなどで見つけることができます。

 

面接会への参加を希望する際には、自分に参加資格があるかということや、参加する企業の中に自分の希望する企業があるかなど、その面接会の情報を集めておく必要があります。

 

予約が必要な場合は電話やインターネットを通じてあらかじめ予約しておくようにしましょう。
 
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障害者向け合同面接会のメリット

障害者向け合同面接会の大きなメリットは、障害者の雇用に積極的な企業ばかりが参加するため、参加者が自分の障害の程度や能力に合った企業を見つけやすいということです。

 

ですので、障害者向け合同面接会には、たくさんの求職活動中の障害者が参加しています。

なかには障害者職業能力開発校や、就労移行支援事業所などである程度時間をかけて就職準備を整えてから参加する人もいます。

 

障害者向け合同面接会に参加する企業は大手企業から伸び盛りの中堅企業までさまざまな企業があります。

これらの企業は障害者雇用に積極的で、なかには障害者の雇用実績が豊富でバリアフリーなどの設備が整った企業もあります。なので安心して長く勤務することができるでしょう。

 

このような企業が多く参加する障害者向け合同面接会では、一度に複数の企業と面接を行うことができるので、時間と費用を節約することができます。

 

障害者向け合同面接会は土曜日・日曜日に開催されることが多いため、転職を希望する現職中の求職者が出席しやすいこともハローワークと異なり、メリットの一つとなります。それ以外にハローワークと異なる点は、企業は参加にあたって参加料を支払う点にあります。

 

これはお金を払っても障害者を積極的に雇用したいという企業側の姿勢の現れなので、求職者も就職に結びつきやすいという側面もあります。

 

また、民間の障害者向け合同面接会では、プロのコンサルタントや就職アドバイザーから注意事項の説明や面接時のポイント、履歴書・職務経歴書の書き方など、さまざまな指導や支援を受けることができる就職相談コーナーが設けられることもあります。

このようなブースの設置により、就職を希望する企業の選定方法についてもアシストしてもらうことが可能です。

 

さらに、面接を行うにあたっては、ある程度口頭による自己PRや企業側の質問に対する回答の仕方にに慣れておく必要があるため、模擬面接会を本番の面接会の前に受けることができるケースもあります。

 

書類選考が省かれ、最初から面接を受けることができるので、自己PR文の作成が不要であり、企業の採用担当と直接顔を合わせて面談することができることも大きな魅力の一つであると言えます。

 
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障害者向け合同面接会に参加するにあたって注意すべき点

障害者向け合同面接会に参加し、面接を受ける際に企業側から必ずと言っていいほど聞かれる質問があります。それは「働くにあたって企業側にどのような配慮を求めるか」ということです。

 

障害者と一口に言っても、その内容は人によって異なります。

 

四肢障害であれば社内のバリアフリー化が必要となりますし、聴覚障害であれば筆談でコミュニケーションをとるなど、視覚障害であれば読み上げソフトの導入などの情報保障を求める必要が出てきます。

このようなハード面での配慮は企業側も比較的対応しやすい事例であるといえます。

 

しかし、精神障害の場合には一緒に働く人の気配りなどの特殊な配慮を必要とする場合があります。

 

例えば発達障害と一口に言っても、その内容や程度は人により異なるため、必要となる配慮もおのずから変わってきます。

 

なので、面接に際して精神的な障害を抱える求職者が注意すべき点は、「自分が安心して働き続けるためには企業側にどのような配慮をしてほしいか」という点を明確にしておくことです。

 

そのためには、まず自分の持つ障害を正確に把握し、どのような配慮をしてもらえれば円滑に働き続けることができるかという点を企業側の採用担当者に正確かつ具体的に伝えることが重要です。

 

この点を明確にしないまま合同面接会に出席した場合、面接時に企業側が障害の程度や内容、必要になる配慮を把握できないため、採用に結びつかないことも考えられます。

 

自分の障害の内容と働くにあたって企業側に求める配慮をきちんと企業側に伝えることに注意し、面接に望むようにしましょう。
 
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障害者向け合同面接会に適した服装とは

障害者向け合同面接会に適した服装とはの画像

障害者向け合同面接会にも、通常の合同面接会と同様に服装や身だしなみに気を配る必要があります。

 

その内容とは男女共に気を付けるべきことと、男性・女性それぞれが気を付けるべきことがあります。

 

そのポイントを以下に挙げていきます。

 

【男女共に】
・頭髪は清潔に保ち、ふけや寝癖がないように整える。また派手な色のカラーリングや脱色は避ける
・爪はきちんと切っておく。垢が溜まっていないかチェックしておく
・歯をきちんと磨き、着色など歯磨きで対応できない汚れがある場合には歯科で綺麗にしてもらう
・清潔でしわや汚れ、ほころびのないダークな色のスーツを着ていく
・靴は汚れがないようきちんと磨いておく
・汚れやほころびのないようストッキングや靴下にも気を配る
・ビジネス用のかばんを使用する。A4サイズの書類が入る大きさのものが望ましい

 

【男性】
・髪は短くカットし、適度に整髪料を使い整える
・ひげや鼻毛は切っておく
・靴下は黒など暗い色のものを履く

 

【女性】
・髪が長い場合はきちんとまとめる
・派手にならないように気を付けた健康的な化粧を行う
・マニキュアを塗る場合は自然な色をきちんと塗る
・派手なアクセサリーは付けない
・スーツのスカート丈は膝の中心が隠れる程度のものにする
・ストッキングは自然な肌色のものを履く
・黒いパンプスを履く・ピンヒールやミュールは適切ではない

 

このような身だしなみに関する注意点に関しては、一般の合同面接会と変わりはありません。

見た目の印象も面接官のチェックポイントの一つなので、上記のポイントを押さえた服装で障害者向け合同面接会に臨みましょう。

 

ここまで、民間の団体が主催する障害者向け合同面接会について解説してきました。

一般的な合同面接会と同様の部分もありますが、障害者向け合同面接会ならではの特徴や注意点があることをしっかりと把握して参加しましょう。

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ライター:atGPLABO編集部(監修:戸田重央)

障害者専門の人材紹介として15年以上の経験とノウハウを活かし、障害者の雇用、就労をテーマとした情報発信活動を推進しています。 【監修者:戸田 重央プロフィール】 株式会社ゼネラルパートナーズ 障がい者総合研究所所長。 企業の障害者雇用コンサルタント業務に携わった後、2015年より聴覚障害専門の就労移行支援事業所「いそひと」を開所、初代施設長に。 2018年より障がい者総合研究所所長に就任。新しい障害者雇用・就労の在り方について実践的な研究や情報発信に努めている。 その知見が認められ、国会の参考人招致、新聞へのコメント、最近ではNHKでオリパラ調査で取材を受ける。 聴覚障害関連で雑誌への寄稿、講演会への登壇も多数。

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