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障害者がハローワークで障害者雇用される為のコツや利用方法

更新日:2022年03月31日

ハローワークで障害者雇用されるためのコツや利用法

「自分は障害者だけれど就労したい。その為にはハローワークを利用しなければならない。 でも、頻繁にハローワークに出向くのは困難だ。」こういった方も多いのではないでしょうか。障害の種類によってはヘルパーさんなどの日程の都合や体調によって、なかなか外出が困難なこともありますよね。そこで今回この記事では、家から出なくてもハローワークを使う方法について書かせて頂きます。

まずはハローワークに出向こう

まずはハローワークに出向こうの画像

家から出なくてもハローワークを利用することは出来ます。しかし、自分の障害の特性にあった仕事を探す為に、最低でも一度はハローワークに行く必要があります

 

そこでまずは、障害者がハローワークを使う際の注意点を書かせていただきます。

 

ハローワークは障害者専門窓口を利用しよう

ハローワークには、

 

・一般の方が就労する為の部署
・障害者が就労する為の部署(障害者専門窓口)

 

に分かれています。

 

障害者がハローワークを利用する場合は必ず「障害者専門窓口」を利用しましょう

 

障害者専門窓口を利用したほうが良い理由としては、

 

・手話や筆談が出来る支援員がいる
・精神障害者の支援に特化した支援員がいる

 

など、健常者の方が利用するハローワークの部署よりも障害者に対しての支援が整っているからです。(※曜日によって在中している場合としていない場合があります。ハローワークは予約不要で利用できますが、そういった支援の必要な障害者の方は予約をおこなってからハローワークへ出向いたほうが良いでしょう。)

 

また、ハローワークの障害者専門窓口は、まず障害者当事者との面談を通じて、その人その人の障害の特性に合った仕事を探せるように、データをしっかりと残し、ハローワークに訪れる時にはデータを見ながら仕事を探してくれます。(面談というと堅苦しい感じがしますが、カウンセリングのような感じなので安心して下さい。)

 

そうやって障害者に配慮しながら障害者雇用を行ってくれる企業を探して貰えるのです

 

ハローワークでの障害者雇用の流れや利用方法

 

1. 求職申込を行う
障害者・健常者に関わらず、ハローワークを利用する為には「求職申込」の手続きを行わなければなりません。

 

手続きの流れとしては、

 

最寄りのハローワークに行く→就職についての条件(希望職種や賃金)等を「求職申込書」に記入→ハローワークカードの受け取り

 

という流れになります。

 

最寄りのハローワークに行って手続きを済ませましょう。

 

全国のハローワークの場所を探すにはこちらから

 

2. 職業相談
自分の障害の特性や今までの就職状況などを、自分に合った仕事先を探す為にハローワークに相談します。

 

ハローワークに相談に行く際には、必ずハローワークカードを持参しましょう。

 

3.就職先の紹介
応募先が決まったらハローワークから企業へ紹介してもらえます。

 

企業側にハローワークから連絡を事前に行い、「紹介状」をハローワークから受け取ります。

 

面接の際には紹介状を持参しましょう。

 

以上がハローワークの利用方法の簡単な流れになります。

障害者専門のエージェントに相談するという方法もあります。あなたにあった求人を紹介してくれたり、面接対策など二人三脚で転職活動を進めることができます。

 

ハローワーク利用の詳しい流れは下記リンクを参考にしてみて下さい。

障害者がハローワークを利用するメリット

障害者がハローワークを利用して障害者雇用を探すことには様々なメリットがあります。

 

まず、ハローワークは厚生労働省の管轄機関なので職業探しの安全性が保証されています。

 

そして、ハローワークでは企業側は無料で求人広告を掲載出来るので、障害者雇用の求人が多くあります。

 

また、上記でも書いてきたように障害者専門の支援員などが在中している為、様々な障害に対応してもらえます。

 

ハローワークからの紹介での障害者の就職件数は、平成28年度時点のデータですが8年連続で増加しており(対前年度比3.4%増)、就職率も上昇(対前年度比0.4ポイント増)しています。

 

障害者がハローワークを利用することのメリットはこんなにも沢山あるのです。

障害者雇用での就職の不安の解決方法

■障害者雇用での就職の不安はハローワークで解決出来る

障害者当事者の方は障害者雇用で就労する際にこのような不安を抱えていることが多いと思います。

 

・仕事をしたいけれど不安がある
・どのような仕事が向いているのか分からない
・採用面接を上手く行える自信が無い
・就職しても長続きしないのではないか

 

これらの悩みについては以下のようにハローワークは解決してくれます。

 

【仕事をしたいけれど不安がある】

ハローワークではこういった障害者の悩みに全て対応しています。そして、履歴書の書き方などのアドバイスをしてもらえます。

 

【どのような仕事が向いているのか分からない】

障害の特性にあった仕事の探し方や、これまでの経験から障害者雇用のアドバイスをしてもらえます。

 

また、職業適性検査(無料)を受けさせてもらえます。

 

いきなり障害者雇用での就職が難しい場合には、障害者専門の職業訓練校を紹介してもらうことも可能です

 

【採用面接を上手く行える自信が無い】

その方にはどういった配慮が必要なのかということもハローワーク側から伝えてもらえるので採用面接が苦手でも大丈夫です。

 

希望に応じてハローワーク職員が面接会場まで一緒についてきてくれます。

 

【就職しても長続きしないのではないか】

障害者が就職したあともハローワーク職員が電話や訪問を行って支援してもらえます。

 

また、専門的な知識をもった援助者(ジョブコーチ)が就職先を訪問して、障害者が長く働けるように企業側にもアドバイスを行ってくれます。

 

参考:厚生労働省 ハローワーク障害者専門窓口(担当者)のご案内

 

以上のように様々な支援を、ハローワークは障害者に対して行ってくれるので、ハローワークの障害者専門窓口を利用して障害者雇用での就職先を探してみて下さいね。

◆障害者雇用について動画でもチェック

家から出ずにハローワークを利用する方法

冒頭でも書きましたが自分の抱えている障害の種類によっては、家族やヘルパーさんの手伝い無しに家から出ることが困難なのでハローワークに出向くことがなかなか出来ない。でも家族やヘルパーさんの手伝い無しにハローワークを利用したいという方もいることでしょう。

 

そういった方は、ハローワークインターネットサービスから障害者求人検索を利用してみてください

 

障害者求人検索はこちら

 

リンク先に飛ぶとハローワークの障害者求人検索にたどり着きますが、いきなり「求職者番号を入力」と出てきます。

 

求職者番号とは、まずハローワークで障害者求職登録をした方にハローワークカードというものが配られます。そのハローワークカードに書いてある番号のことです。

 

最低でも一度はハローワークに出向いて面談を受けないといけないと先ほど書いたのは、この障害者求職登録をする為でもあります。しかし、どうしてもすぐに障害者求職登録をしたいけれど家から出ることが困難だという方は、ハローワークにその旨を電話やFAXで伝えてみて下さい。

 

ですが一応、求職者番号が無くてもハローワークインターネットサービスで障害者雇用での就職先を探すことは可能です。自分の就職したい先の都道府県のリンクをクリックして就職先を探してみて下さい。

 

ただし、障害者求職登録を済ませて求職番号を入力した状態のほうが自分に合った就職先を見つけやすくなっています。障害者求職登録時に自分の障害の特性や今までの経験のデータなどがハローワーク側に登録されているからです。

 

1. ハローワークで障害者求職登録を済ませる
2. ハローワークインターネットサービスで障害者雇用の求人を探す

 

これが自宅でハローワークを利用する流れになります。

 

以上のことを踏まえて障害者求人検索を利用しましょう。

 

自分だけで求人検索を利用するのが難しい、、と感じたら、障害者専門のキャリアアドバイザーに相談してみるのもおすすめです。

自宅でハローワークを利用するメリット

何度も書いていますが、障害の種類によっては毎回ハローワークに出向くのが困難な方も多いですよね。

 

自宅でハローワークを利用して障害者雇用の求人を探せば、毎回ハローワークに出向く必要がありません。

 

また、頻繁に求人をチェックすることが出来るので、最新の求人にすぐに応募出来るというメリットがあります。

 

ハローワークに頻繁に出向くことが出来ない方がハローワークインターネットサービスを利用していない場合、自分に合った良い求人がすぐに締め切られる、というデメリットがあります。

 

ですので、ハローワークインターネットサービスは必ず利用したほうが良いです。

 

他にも、ハローワークで求人検索の出来るパソコンの台数には限りがあり順番待ちをしなければならない場合があります。

 

しかし自宅でハローワークを利用することで、この順番待ちを避けることが出来ます。

 

1. 頻繁にハローワークに出向く必要がなくなる
2. 頻繁に求人をチェックすることが出来る(時間帯を気にする必要も無い)
3. 最新の求人にすぐに応募出来る(※応募する為にはハローワークに出向く必要があります。良い求人を見つけたらすぐに電話やFAXでハローワークの担当者に連絡をするようにしましょう。)
4. 求人検索の順番待ちをする必要が無い

 

以上が自宅でハローワークを利用するメリットになります。

他にも様々なメリットがあるので是非、自宅でハローワークを利用してみましょう。

家から出なくてもハローワークを利用する方法 まとめ

ここまで、家から出なくてもハローワークを利用する方法や、自宅で障害者雇用の求人を探すために最低限しておかなければならないこと、ハローワークを使うメリットについて書いてきました。

 

自宅でハローワークを利用して障害者雇用で就職するまでの流れをまとめますと、

 

1. ハローワークに出向いて面談を受ける
2. 障害者求職登録を済ませる
3. インターネットで障害者雇用の求人を探す
4. 紹介状をハローワークまで取りに行く(または郵送してもらう)
5. 面接会場に行って面接を行う(ハローワークからの紹介状を忘れずに)
6. 採用

 

と、このようになります。

 

障害者だからといって就職を諦めることはありません。

 

あなたは一人ではありません。一人で障害者雇用という戦場で戦う必要は無いのです。

 

しっかりと障害者だからこそ利用することの出来るこの国の福祉システムを知ることで、一人で悩まずに様々な障害者サポートを受けることが出来ます。

 

atGPとは

atGPとは、株式会社ゼネラルパートナーズが運営する各種障害者就職および転職支援サービスの総合ブランドです。

20年以上障害者の就職や転職の支援を行ってきた日本の障害者雇用のパイオニアともいえる存在が、このatGPです。

atGPが提供する就職や転職に関するサービスは、基本的に無料で受けることができます。

障害や難病を抱える人の将来のビジョンや金銭的な課題も含めて、ひとりひとり異なる不安や悩みに関して専属のエージェントが二人三脚で寄り添い、サポートを行ってくれるというものです。

認知症を抱える方が生活や就労に関する困りごとを抱えている場合には、atGPに相談することを念頭に置いておくことをおすすめします。

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ライター:atGPLABO編集部(監修:戸田重央)

障害者専門の人材紹介として15年以上の経験とノウハウを活かし、障害者の雇用、就労をテーマとした情報発信活動を推進しています。 【監修者:戸田 重央プロフィール】 株式会社ゼネラルパートナーズ 障がい者総合研究所所長。 企業の障害者雇用コンサルタント業務に携わった後、2015年より聴覚障害専門の就労移行支援事業所「いそひと」を開所、初代施設長に。 2018年より障がい者総合研究所所長に就任。新しい障害者雇用・就労の在り方について実践的な研究や情報発信に努めている。 その知見が認められ、国会の参考人招致、新聞へのコメント、最近ではNHKでオリパラ調査で取材を受ける。 聴覚障害関連で雑誌への寄稿、講演会への登壇も多数。

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