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障害者採用での質問の傾向とそれに対する対策について

更新日:2019年02月13日

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障害者採用での面接の際に行われる、一般採用との違いとして「障害について聞かれる」ということが挙げられます。逆に障害について一切聞いてこない場合は、障害者採用が初めてであり何を聞いて良いのか全く分からない、という場合があるので細心の注意を払ったほうが良いでしょう。今回この記事では、障害者採用でよくされる質問の傾向とそれに対する対策について書かせていただきます。

一般採用でよくされる質問・障害者採用でよく聞かれる質問

ここからは一般採用でよくされる質問と合わせて、障害者採用で聞かれる質問を列挙し、その質問に対する対策をご紹介いたします。

 

その質問の背景にある企業側の意図などについても書いていきますので、これから就職活動や転職活動を行う方、または現在行っている方は事前の対策の参考にしてみて下さい。

 

 

■自己紹介をして下さい

企業の面接の多くはまず自己紹介から始まります。

 

企業によっては時間制限を設けて(3分程度で、など)自己紹介をして下さい、と言われる場合もあるので事前対策として時間制限内で自己紹介が出来るように練習をしておいたほうが良いです。

 

自己紹介は長くなりすぎないようにしましょう。

 

ポイントは企業が求める能力を自分が持っているということを売り込むことです。

 

 

■これまでのお仕事について話して下さい

ただ単にこれまで就いてきた職種について話すのではなく、その仕事でどんなことをしてきたのか。

そしてそのやってきた仕事は就職を希望している企業側にどんな風に役立つのか。

 

こういった具体的な内容を企業側に伝えたほうが良いでしょう。

 

こちらも自己紹介と同様に、企業によっては時間制限を設けているので、短い時間で話すことが出来るように練習をしておきましょう。

 

 

■自己PRをして下さい

自己アピールのコツは、「自分」を前に出しすぎないことです。

 

「自分」を前に出しすぎるのは逆効果になる可能性があるので、自分はこんなことが出来る、あんなことが出来る、と自慢話のようになる話し方を避け、自分がどんなことをしてきたのかを重点に置いてアピールすると良いでしょう。

 

前職がある場合は実績を具体的に伝えましょう。

 

新卒の場合は学校生活の中で仕事に役立つ能力、態度、姿勢が表れた出来事を取り上げてアピールすると良いでしょう。

 

ただし、前職がある場合も新卒の場合にも気をつけたいのは「肩書だけを伝える」ことです

 

「係長をやっていました」「バイトリーダーでした」

こういった肩書だけを伝えても何のアピールにもなりません。

 

係長だったから、バイトリーダーだったからといって必ずしも問題解決能力を持っているだとか、リーダーシップを持っている、コミュニケーション能力が高い、とは限らないからです。

 

例えば肩書が無くとも前職(学生ならアルバイト)の時、トラブルに見舞われたけれど、その際にお客様にどう接し、どう対応してその局面を乗り越えたのか。

 

その後、お客様や会社からどんなフィードバックがあったのか、といったような具体的なエピソードを話したほうがよっぽど説得力があります。

 

そういったことを意識し、自分の価値がよく表れたエピソードをネタに自己アピールを行うようにしてみてください。

 

 

■何故、前職を辞めたのですか?(離職期間がある方は)ブランクが長い理由は何ですか?

病気や障害が原因での退職であれば嘘をついたりせず、また隠さずにそのことをしっかりと伝えましょう。

 

大事なことは、同時に現在の病気や障害との付き合い方についても話すことです。

 

人によっては病気への理解が浅いこともあるので、

 

「◯◯という具合に病気(または障害)と付き合って生活をしています。」

 

と、具体的に自己管理をどう行っているのかを相手にしっかりと伝えましょう。

 

病気や障害があっても自己管理が出来ていることを伝えることで、マイナス面をプラスに変えることが出来るからです。

 

その為には自分の病気や障害のことを自分自身でもよく調べ、学び、自分の言葉で自分の病気や障害のことを誰にでも分かりやすく伝えることが出来るプロになる必要があります。

 

 

■志望動機を教えて下さい

何故その企業を選んだのか、相手が納得出来る理由を伝える必要があります。

条件面での魅力(通勤が近い、フレックスだから、正社員採用だからなど)を伝えても逆効果ですし、自分には確固たる志望理由が無いのに相手のニーズに合わせた志望理由を語ってもすぐにバレます。

 

面接官は幾人もの就職希望者を面接してきた、百戦錬磨の達人です。そんな達人とは戦わないことです。

 

では、どうやって志望動機を相手側企業に伝えたら良いでしょうか。

 

その方法としては、「転職(または就職)理由」と「その企業の魅力(条件面ではなく、仕事面での魅力)」を結びつけ、「自分のオリジナルな内容」で志望動機を伝えましょう

 

その際に、自分のスキルや実績を根拠に志望動機を伝えることが出来ると尚良いです。

 

志望動機を伝えるポイントは、

 

・企業が求める人材像を踏まえて(ただし、人材像に自分を合わせてはダメです)、自分の仕事上の強みや興味を伝える

・自分の将来のキャリアビジョンを伝える

・応募企業の特徴を踏まえて、自分が実現・貢献出来ることを伝える

 

ということが挙げられます。

 

自分を採用すると、その会社の将来にとても有益です、ということが伝わるような動機を伝えるようにしましょう。

 

その際には嘘をつくことやキャラクター作りをせず、自分のオリジナルな内容で伝えることを必ず意識して下さい。

 

 

■あなたの障害について教えて下さい

多くの企業、もっといえば多くの障害者採用担当の面接官は、障害者採用専門部署を持っている会社でない限り、そんなに多くの障害者に会ったことがありません。

 

あなたが初めての障害者採用での応募者だということも考えられます。

 

そういう前提で自分の障害について説明出来るようになりましょう。

 

その為には先程も書きましたように、自分の障害について自分自身で調べ、学び、障害のことを障害者採用担当の面接官に分かりやすく伝えることが出来るようになる、障害のことを伝えるプロになる必要があります。

 

下手に嘘を付き、隠さずに、でも不安を煽ってしまうような伝え方をしないことが重要です。

 

「障害」というマイナス面をプラスに変えるような伝え方を誇張せずに行い、企業側を安心させましょう。

 

障害者採用がなかなか進まない理由として、障害者のことが良く分からないから不安だ、ということが挙げられます。

 

そのような不安をあなたの言葉で軽減することが出来、逆にあなたを採用することで企業側にメリットがあるということを伝えることが出来たら、障害者採用での就職はもう目と鼻の先です。

 

あなたの障害について障害者採用の面接官に話す際には、

 

・嘘を付かない、隠さない

・不安を煽らない

・不安を軽減するような伝え方をする

 

このようなポイントを意識してみて下さい。

障害者採用での質問の傾向とそれに対する対策について まとめ

障害者採用での質問の傾向とそれに対する対策について まとめの画像

ここまで、一般採用や障害者採用でよくされる質問について、傾向を挙げ、対策案を書いてきました。

 

書いてきたことを総まとめすると、

 

・自己紹介をして下さい

・これまでのお仕事について話して下さい

>>会社によっては時間制限(3分程度でなど)がある場合があります。話が長くなりすぎないように、企業が求める能力を自分が持っているということをアピールしましょう。

 

・自己PRをして下さい

>>肩書だけを伝えるということをしない。具体的なエピソードを話しましょう。

 

・何故、前職を辞めたのですか?(離職期間がある方は)ブランクが長い理由は何ですか?

>>病気や障害が原因での退職であればそれを伝える。同時に現在の病気や障害との向き合い方についても話す。自分の言葉で語るプロになりましょう。

 

・志望動機を教えて下さい

>>何故、その企業を選んだのか相手が納得する理由を話す。自分を採用すると、その会社の将来にとっても有益です、ということが伝わる動機を話しましょう。

 

・あなたの障害について教えて下さい。

>>自分が初めての障害者採用での応募者かもしれないという前提で話す。障害について嘘を付き、隠さない。不安を煽らない。不安を軽減することを意識して伝えましょう。

 

このようになります。

 

障害者採用で就職する為にこれらのことを意識して面接への対策を練ってみて下さい。

 

くれぐれも何も対策無しで面接へ挑まないようにしましょう。

 

あなたが良い企業に巡り会えることを願っています。

atGPしごとLABO編集部

ライター:atGPしごとLABO編集部

障害者専門の人材紹介として15年以上の経験とノウハウを活かし、障害者の雇用、就労をテーマとした情報発信活動を推進しています。メンバーの平均年齢が全社平均年齢よりちょっと高めなのは内緒。

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