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Web面接(オンライン面接)受検者の体験談に学ぶ!Web面接のコツ~場所・話し方・服装・目線~

更新日:2020年05月21日

新型コロナウイルスの影響で、Web面接(オンライン面接)を導入される企業が増えてきました。Web面接(オンライン面接)とは、パソコンやスマートフォンを使い、Skypeやzoomなどのオンライン動画通話サービス(Web会議ツール)を用いて、映像(ビデオ)と音声でおこなう面接全般のことを言います。Web面接(オンライン面接)の機会が増える一方で、atGPエージェントをご利用いただいている皆さまから「Web面接は初めてで緊張する」「どのような点に気をつければ良いかわからず不安です」というご相談をいただくことが増えてきました。また、採用担当者の方からもWeb面接で気になった点をお聞きすることがありました。そこで、実際にWeb面接を乗り越えた方の体験談(成功例・失敗例)やatGP会員の方から寄せられた質問、そして採用担当者の方の声をもとに、みなさんが安心してWeb面接に臨めるよう、Web面接のコツについてお伝えします!

Web面接に関する体験談・質問

まずは、Web面接を受検した方の声、またatGP会員の方から寄せられたWeb面接に関する質問を列挙し、その質問に対する回答・対策をご紹介します。

 

転職経験のある方も、Web面接は初めてという方も多いです。これから初めてWeb面接を受けるという方も、まだWeb面接には慣れていないという方も、事前準備や対策の参考にしてみて下さい。

 

1. Web面接の時の服装はどうしたらいいですか?

自宅だとリラックスした服装で過ごす方も多くいらっしゃるかと思います。

 

しかし、Web面接においても、基本は対面での面接と同じです。
身だしなみ・髪型はしっかり整え、服装は対面の面接同様、スーツを着用しましょう。

 

また、顔と上半身がカメラで写るようにし、映っている位置と背景を確認しましょう。

自室で問題ありませんが、洗濯物などが映り込まないように注意し、なるべく白背景の場所を探しましょう。

 

2. スマホでもWeb面接は受けられますか?

多くのWeb面接ツールがスマホにも対応しています。

 

企業によって、使用するWeb面接ツールは異なりますので、書類選考を通過した際にWeb面接ツールについて確認した上で、[”Web面接で使用されるツール名” 使い方 スマホ]などと検索し、事前に操作方法を調べておきましょう。

 

また、パソコンでは事前インストールが不要でも、スマホではアプリの事前インストールが必要なWeb面接ツールもありますので、注意しましょう。

 

ご自宅にパソコンがある方であれば、Web面接は通信量が多くなる分、スマホよりもパソコンのほうが安定した接続が維持しやすいという声もあります。

 

万が一、パソコンで接続トラブルが起きた際にはスマホに切り替えるという対応ができるようにも、事前の接続準備はパソコン・スマホの両方でおこなっておくと安心です。

 

また、スマホの場合もパソコンの場合も、途中で電源が切れてしまうことのないよう、事前に充電をしておくか、充電コードに接続しながら面接を受けましょう。

 

3. Web面接で、面接官の声が聞き取りにくいことがありました。そのようなときはどうしたら良かったのでしょうか?

「相手の声が聞き取りづらい…」「しかも慣れないWeb面接で緊張している…」と、普段の面接以上に焦ってしまいますよね。

 

しかし、それは面接官の方も同じですのでご安心ください。

 

「どこまで聞こえていたか」を伝えながら、「もう一度話していただきたい旨」をお話しください

 

例えば、「申し訳ございません。先程音声が乱れていたようで、◯◯の後から聞きとれなかったため、もう一度仰っていただけますか?」 などとお伝えいただくと、面接官の方はどこまで聞き取れていたかが分かり、またお話しした内容を思い出しやすくなるので、安心します。

 

4. Web面接だと面接官の顔が大きく表示されるので緊張してしまいます。どこを見てお話したら良いでしょうか?

対面での面接と同じように、可能な限り面接官の目を見て話すようにしましょう。

 

しかし、Web面接では対面と異なり、画面に映る面接官の目を見ている状態だと相手にはやや伏し目がちに映り、目があっているという印象を与えづらくなってしまいます。

 

そのため、ご自身が話すときには「カメラを見て話すこと」が理想です。

 

慣れないうちは

 

①面接官の顔~カメラの間を見ること
②志望動機など、ここだけはしっかり自分の気持ちを伝えたい!と思う言葉のときには忘れずにカメラを見ること

 

を意識すると良いでしょう。

◆Web面接のポイントを動画でも見てみる

Web面接(オンライン面接)をおこなった採用担当者の方の声

次に、Web面接を実施した面接官の方から寄せられた声をご紹介します。

 

基本は対面での面接と同じですが、面接を実施してみると、やはりWeb面接ならではの課題や気になる点も出てきているようです。

面接官はどのようなところが気になったのか、またどのようなところが見られているのか、一緒に確認していきましょう。

 

1. Web面接(オンライン面接)の入室・設定に戸惑われており、ご入社を想定した際に心配になりました。

事前に使い方について調べられていなかったようで、ITリテラシーが高くはないのかなという印象を受けました。自社に入社後も、社内システムを使うことがあります。もちろん使い方は指導しますが、わからないことは自分でも調べてほしいので、そういった点で不安を感じました。

 

こうした事態はできる限り避けたいもの。

 

対面での面接の際に、面接場所へのアクセスを調べるように、Web面接の場合も、事前に使用されるツールについて調べておき、Webツールへのログインは5分前など少し余裕をもたせて、早めにおこないましょう

また、デバイスの設定によっては「マイクを許可していないために音が入らない(相手に声が届かない)」などの音声トラブルや、映像(ビデオ)のトラブルが起こりうるため、できればご家族やご友人等と一度試しておくとよいでしょう。

 

Skypeのように事前のアカウント作成が必須で、設定したIDを接続相手に共有するタイプのWeb面接ツールの場合は、設定をご確認の上、「接続相手の方が、あなたのアカウントをID検索で探せる状態(ID検索を許可)」にしておいてください。そうすることで双方スムーズに接続ができます。

 

誰でもミスや失敗はしますし、インターネット接続が不安定になるなど予期せぬトラブルもあるかもしれません。

 

最大限Web面接がスムーズに進むように、事前にわからないことは調べた上で、もし万が一トラブルが起きた際にも、真摯に対応することで、印象は決して悪いものにはならないはずです。

 

2. Web面接をした方の画面がグラグラ揺れていたり、周りの雑音が聞こえてしまい、面接に集中しづらかったです。

【事前に準備できること】

スマホを手に持った状態でWeb面接を受けた方がいらっしゃいました。スマホをグラグラさせないために、安定した場所に置きましょう。

 

安定した場所に置いた上で、カメラと目線の位置をチェックすると良いです。

 

「カメラの位置」が「目線」よりも低い場合は、相手を見下ろすような映り方になってしまいます。

 

「目線」と「カメラ」の位置・高さをあわせるために、パソコンの場合も、必要であれば本を置くなどして、高さ調整をすると良いでしょう。

 

また、逆光や照明が暗い等の理由で顔・表情が見えづらくならないよう、できれば事前にカメラで映ったときの表情を確認しましょう。

 

【周囲の音に気を付けること】

なるべく静かな場所を用意しましょう。

 

デバイスの性能が良くなったことで、相手には意外と、同居のご家族の声や周囲の音が聞こえています。

 

Web面接の予定があることを同居人がいる場合には伝えて、話しかけないように依頼しましょう。また、窓は閉め、使用しないスマホは電源オフかサイレントマナーモードにしましょう。

 

3. お会いすればきっと良い人なのだろうけれど、なんだか愛想がない・元気がない印象を受けました。

人は無意識のうちに、相手の表情や身振り手振りなどの所作から相手の印象を掴んでいるもの。

 

「人柄を判断するのに対面ほど雰囲気を感じ取れない」など、面接を受ける応募者の方も面接官も、お互いについての情報がweb面接(オンライン面接)では得られにくくなるように感じます。

 

そのためWeb面接では、非言語の情報が対面の面接以上に、大きく影響しやすいことが予想されます。

 

しかし、Web面接では相手が目の前にいない分、ついつい無表情になりがちです。そこで、「あなたがお話をするとき」「面接官のお話を聞くとき」に気を付けていただきたいポイントを記載します

 

【リアクションは普段の「1.5倍」を意識!】
これまでみなさんが経験した面接で、無表情であったり、何を考えているのかわからない…という面接官はいませんでしたか?

 

また一方で、笑顔であなたのお話を頷きながら聞いてくれる面接官は、緊張もほぐれやすく、お話もしやすかったという経験をしたことがある方もいらっしゃると思います。

 

このように、「笑顔などの表情の豊かさ」・「リアクション(頷きなど)」があると相手も自分も安心できます。

 

相手の話が「聞こえている」「理解できている」ということを示すためにも、相手の顔を見て、柔らかい表情で頷きを入れることを意識してみましょう。

 

声も普段の「1.5倍」を意識!】
声が聞き取りやすいと相手も自分も安心します。

 

対面での面接の際は、自分の声の大きさが分かりますが、Web面接では自分の声がどのくらいの大きさではっきり聞こえているのかわからないのが難点です。

 

自分が思っている以上に声が小さい・聞き取りづらい可能性があるため、「デバイスの設定で、音声の入力を最大にする」「いつもより少し大きめの声でお話する」ようにしましょう。

 

また、もし用意できるのであればマイク付きイヤホン(できれば有線のもの)があると声が聞き取りやすくなります。

 

【回答し終わったら「以上です」と伝える等、会話のやり取りがしやすいように工夫ができるとより丁寧】

お話中、相手の話をどこで止めていいかわからず、戸惑われた経験がある方は多くいらっしゃると思います。

 

Web面接でも通常の面接でも、一通り話し終えた際に、「以上です」とお伝えいただくと、相手の目線に立ったコミュニケーションといえるでしょう。

 

4. もしかして「カンニングペーパーを使っているのかな?」と思う方がいらっしゃいました。

面接前の確認用や緊張したときに備えて、カンニングペーパー(想定問答をまとめた資料)を準備する方は多いかと思います。ある面接官の方は全体の3割くらいの方が、カンニングペーパーを使っているのではないかとお話されていました。

 

緊張してしまったときなど、どうしてもカンニングペーパーにすがりたい気持ちも出てきますが、志望動機などをメモしている画面やパソコンの横に置いた資料などを確認している様子は、目の動きで画面越しの面接官に伝わってしまいます。

 

慣れないWeb面接で、緊張もあるかと思いますが、「事前にしっかり準備をしてくれていること」は面接官の方も嬉しいもの。

 

ご自身の言葉で気持ちがしっかりと伝わるよう、カンニングペーパーはお守りとしての役割にとどめ、なるべく使わないようにしましょう。

Web面接(オンライン面接)のコツまとめ

ここまで、Web面接(オンライン面接)に関する質問や、採用担当者の方の声を交えて、対策案を書いてきました。

 

書いてきたことを総まとめすると、

・基本的なマナーや心構え、面接対策をおこなった上で臨み、わからないことは調べるという事前準備は対面での面接と変わらないこと

・一方で、Web面接だからこそ、「リアクションや声の大きさは普段の1.5倍にする意識」や「事前の接続準備」、「映り込む背景や周囲の音に気を遣うこと」など気を付けなければならない点もあること

 

このようになります。

 

多くの人が初めてのWeb面接であるからこそ、上記を踏まえて準備・対策をおこない、あなたの魅力が伝わることを祈っています。

 

自信を持ってWeb面接に臨むことで、みなさんが良い企業に巡り会えますように。

 

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ライター:atGPしごとLABO編集部

障害者専門の人材紹介として15年以上の経験とノウハウを活かし、障害者の雇用、就労をテーマとした情報発信活動を推進しています。メンバーの平均年齢が全社平均年齢よりちょっと高めなのは内緒。

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